7試合勝利がなく19位に低迷するホームの山形。殻を破りたいのは攻撃面、特に決定力の部分だ。ここまでの総失点は『8』と決して多くはないが、総得点が『5』とリーグワースト2位。前節までの3連戦は東京V、千葉、徳島を相手にすべてノーゴールに終わっている。
その苦戦の大きな要因として、セットプレーからの得点が生まれていないことが挙げられる。常にきっ抗した展開となるだけに、セットプレーから1つゴールが決まることで試合の主導権を握りやすくなる。京都も今季はセットプレーからの失点を喫していないだけに簡単なことではないが、その京都から得点できればさらに大きな自信を得られることになる。
5位・京都は、5得点のピーター ウタカの決定力と収まりを大きな武器に着実に勝点を積み上げている。ここまでの4勝はすべて新スタジアムでのホームゲーム。この先アウェイでの勝利を積み重ねることができれば、J1昇格にさらに近づけるだけに、今節でアウェイ初勝利を挙げておきたい。
前節・町田戦は1-0。CKの流れから決まったかに思われたヨルディ バイスのゴールがオフサイドの判定で取り消されたが、メンタルダウンしそうなこの状況で、すぐに正真正銘のゴールを取り直してみせた。良い勝ち方を、今後の良い循環につなげたい。
梅雨明けの高温多湿の中でトレーニングを続けてきた両チーム。試合時間も気温、湿度はそれほど下がらず、5連戦の初戦から消耗戦となりそうだ。前後半途中に設けられる飲水タイムや選手交代で流れが変わる可能性もあり、最後まで目が離せない一戦となりそうだ。
[ 文:佐藤 円 ]
