長時間ボールを支配した東京Vが3得点を挙げ、今季初の3連勝
松本山雅FC
--この試合では左ウイングバック、ボランチ、右SBと複数のポジションを務めた。東京Vはボール回しがうまいので、奪いどころをしっかり決めてカウンターを仕掛けようという意識が特に前半はありました。後半開始時からボランチになって、前半同様に自分たちで我慢しながら奪ってからのカウンターというところで、ボランチとしてスライドの意識は高く持っていました。最後の4バックのときは負けていて得点を取らないといけない状況で前がかりになっていたので、しっかり奪い切るということを考えてプレーしました。 --チームにフィットしてきて、得点場面に絡むという意識を感じる場面も多かったが。そういう回数が増えた中で、決定的な場面はまったくなかったので、そこは個人としてのクオリティーを上げたいと思いますし、チーム全体としても攻撃の時間を長くできるようにトレーニングからしっかりやっていきたいです。
東京ヴェルディ
監督
ホームゲームを楽しみにしているファン・サポーターの皆さんに素晴らしいサッカーを見せようと選手たちと話していて、本当に選手がスタートからプランどおりに、狙いどおりに素晴らしいサッカーをやってくれた。選手には感謝しかありません。 もう1つ感謝したいのは、今日はスタートのメンバーに6人、ヴェルディの育成出身の選手が並び、控えにも2人いるという、これはヴェルディの育成、ジュニア、ジュニアユース、ユース、支部、もっと言えば草の根のスクール活動のピックアップに始まっているところもありますし、育成に関わる皆さんの努力の賜物だと思います。あらためて深く感謝したい。 試合は、前半はまずわれわれのサッカーをきちんとして、相手を相手コートに押し込めれば半分成功だと。きちんとハーフウェーラインの越え方、ボールの運び方、循環の仕方、よくやってくれましたし、素晴らしかったと思います。[5-4-1]で引かれたブロックをどう崩すかというのが、このサッカーをやる上では次のステージに行くところで、今日は後半に素晴らしい崩しを見せてくれて、素晴らしい得点を取れたことは彼らの成長以外の何ものでもないし、普段のトレーニングどおり、崩しのプランどおり、そして(井上)潮音の得点なんかはさらにわれわれの想像を超えていく素晴らしい得点だった。誰が出てもこのサッカーをやるということを考えると、あらためて本当に素晴らしい試合をしてくれたと思います。 --点を取るたびにチームのギアが上がっていくような印象だったが、ゴールへの意識づけは?実はハーフタイムにキツい口調でその辺は伝えた。「後半の開始15分で必ず崩して点を取れ」と。まさにギアを上げていくタイミング、いつなのか、誰からなのか、どのパスなのか、どこのスペースを狙うかというのはかなりハーフタイムに伝えた。あらためて選手たちは言ったことはしっかりやってくれますし、それ以上のこともやってくれて、うれしく思います。感謝しかないです。素晴らしいと思います。
松本山雅FC
監督
スコア的にも0-3という結果になりました。前半は我慢する時間でしっかり我慢できましたが、自分たちで奪ったボールを正確につなげることができず、自分たちの時間を作れなかったことが、だんだん後半(の失点)につながってしまったのかなと思っています。 --ボール保持に優れた東京Vが相手だったが、今日のゲームプランは?前半を(失点)ゼロで行ったところは悪くなかったと思うので、後半は前線の選手を代えて、相手が3バックに可変するのでプレッシャーを掛けて奪うという作業を後半から行っていこうという形でした。そういう芽が少し出てきたところもあったんですが、奪ったボールをつなげることができなかったことが今日の課題の1つとして出てきたのかなと思います。 --次節・京都戦に向けて。とにかく連戦の中では少しでも良いコンディションを作るしかないし、少しでもコンディションの良い選手を使わないといけない。やはり走れないとなると厳しくなるので、そういうところも含めて戦える選手を、この3日間でコンディションを整えて次の試合に臨みたいです。
東京ヴェルディ
FW 48
山下 諒也
前半から試合展開をベンチから見ていて、相手の背後さえタイミングよく奪えれば決定機を作れると思っていた。自分のスピードを生かして背後への飛び出しを意識して試合に入りました。監督からは「相手の背後を狙い続けろ」「守備もしっかり戻って貢献しろ」と言われていました。 --得点場面を振り返ると?ジョエル(藤田 譲瑠チマ)がボールを奪って、(井上)潮音が良いところに立っていたので、潮音にボールが入ったあとのことを前々からイメージできていた。走り込む場所もイメージどおりで、そのとおりになった。シュートはGKの状況までよく見えていなかったので、感覚で流し込みました。
MF 20
井上 潮音
前半は自分たちがすごくボールを持っている状態だったので、あのまま0-0で終わっていたら「このサッカーはそこまで(ボールを持つだけ)だね」と思われていたと思う。ハーフタイムに永井(秀樹)監督から、「絶対に崩し切って、点を取って勝とう」と強く言われた。だから後半、崩し切って3点取って勝てたというのは、すごく価値があることだと思う。このサッカーの価値を証明できた、良い試合だったと思う。 --自身の得点場面を振り返ると?あまり覚えていないですけど、パスをもらったときにはシュートを打とうと決めていた。良いコースに行って、良かったと思う。