今季、島田 譲と加藤 大が入れ違いで期限付き移籍となったが、いずれも契約上、今節への出場はできない。出場すれば古巣対戦になるのは、新潟では舞行龍ジェームズ、田上 大地、大本 祐槻。長崎には磯村 亮太がいる。
新潟は前節、アウェイで福岡と対戦し、渡邉 新太のゴールで1-0の完封勝利を収めた。ファビオが右足のケガから7試合ぶりに復帰し、夏の移籍市場で加入した福田 晃斗、中島 元彦、荻原 拓也が先発。チームは今季初の連勝を記録した。8月下旬に清水から加入した4人目の補強選手・鄭 大世もコンディションを上げており、首位との対戦に向けて準備は進んでいる。
長崎との勝点差は『10』。3試合負けなしで勝点を積み上げてきたが、上位も勝ち続けているため勝点差が縮まらなかっただけに、この直接対決はチャンスだ。チーム最多の6得点を挙げている渡邉は「上位に食らいつくためには、引き分けも許されない。3連勝、4連勝、5連勝とやっていきたい」と気合い十分だ。
長崎は明治安田J2第4節以降、首位を走っている。前節はホームで大宮を相手に1-0で勝利し、今季三度目の3連勝中だ。こちらは畑 潤基が3試合連続ゴール中。8月だけでチーム最多の4得点を積み上げ、勝利に導く活躍を見せている。長崎としても、2位の北九州が勝点1差で追随し続けているだけに、負けるわけにはいかない。
見どころの1つは、サイドでのマッチアップが予想される、新潟の本間 至恩と長崎の毎熊 晟矢の攻防。ともに今季注目を集めている若手で、本間はここまで2得点4アシスト。前節もドリブルからのスルーパスで渡邉のゴールをアシストしており、そのホットラインも必見だ。また毎熊も2得点3アシストと、FWから右SBに転向した中で抜群の攻撃センスを発揮している。どちらの仕掛けが勝るのか、注目したい。
[ 文:野本 桂子 ]

