一方の琉球は前節の山形戦を1-4で落とし、3連敗。戦績も3勝5分8敗と黒星が先行し、J2昇格2シーズン目で“2年目のジンクス”に直面している。町田もJ2復帰2年目の2017年は11戦未勝利の時期があるなど、2年目の壁に苦しんだ経験がある。それだけJ2リーグは難しさを伴うカテゴリーであることの証しだ。町田のランコ ポポヴィッチ監督は言う。
「J2は本当に力の差がなくて、細かい部分の差が勝敗を分けます。琉球さんも力を持っているチームですし、試合を決めるのは細かい部分だと思っています」 現状のチーム状態は対照的だったとしても、結局は紙一重の勝負になるかもしれない。
試合の構図はポゼッション志向でビルドアップ型のチームでもある琉球が押し込み、コンパクトな3ラインを構築する町田が応戦する展開か。町田の岡田 優希は「琉球は攻撃的なチームという印象。ここ最近の試合よりは守備の時間が長くなるかもしれない」と展望する。それでも、明治安田J2第12節・北九州戦のプロ初ゴールで4連敗中のチームの風向きを変えた“新鋭アタッカー”は、「いまのチームは簡単には崩れない力を持っている」と自信をのぞかせる。
連勝を『4』に伸ばしたい町田か。連敗阻止で浮上のきっかけをつかみたい琉球か。5連戦の3戦目で折り返し地点となる今節。勝点3を渇望する両者が、真っ向からぶつかる熱戦の結末は?
[ 文:郡司 聡 ]
