山形は前回の5連戦初戦に勝利したあとは2分2敗と4試合勝利がなく、一時9位まで上げた順位も16位まで下降している。この5戦のうちシュート数で相手に上回られたのは勝った第15節・琉球戦のみ。勝てていない4戦はいずれもシュート数で相手を上回り、敗れた2試合はほぼ2倍のシュート数。1-1のドローに終わった前節・大宮戦も15対6。大宮が開始早々に先制した状況はあったが、ブロックを崩し、決定機に持ち込む場面をいくつも作っている。
内容が勝点に反映されない状況はもどかしいが、石丸 清隆監督は前節終了後、「あとはゴールネットを揺らすだけというシーンもあった。いまの部分を継続しながら次につなげていきたい」と現在の路線を突き詰める意思を表明している。昨季に期限付き移籍し、北九州のJ2昇格に貢献した北川 柊斗の出場も注目される。
北九州は第7節から破竹の9連勝。第16節・栃木戦のドローで連勝が止まり、第17節の甲府戦でついに土がついたものの、前々節・愛媛戦の勝利でついに首位に立ち、前節・新潟戦で連勝。今節で勝利すればシーズンを首位で折り返すことが濃厚になる。
前節はディサロ 燦シルヴァーノ、町野 修斗の2トップにゴールはなかったものの、福森 健太が直接FKで、野口 航がクロスからのヘディングで、両SBに初ゴールが生まれている。7試合ぶりに復帰したボランチの國分 伸太郎も含めて、チームを加速させる要素が増えている。今節は昇格へ向けて走り続けるための重要な一戦になる。
[ 文:佐藤 円 ]
