千葉は前節・琉球戦に1-0と勝利し、後半戦の初戦で見事に勝点3を奪取。内容も良かった。前半から組織的な守備でゲームをコントロールし、相手に対してスキや焦りをまったく見せず。そして、後半から途中出場した山下 敬大が素晴らしいヘディングシュートを決めて勝ち切った。今季の千葉らしさにあふれた戦いぶりであり、これからのシーズン後半戦へ手ごたえを感じさせた。
琉球戦後、「試合に勝てたことは満足しているが、これを続けていくことが一番大切だと思う」と語ったのは尹 晶煥監督。悲願であるJ1昇格へ、千葉は順位的に見れば厳しい状況に立たされていることは否めない。それでも、ここから一戦一戦を全力で戦い、目標を見失わずに勝利を積み重ねていくことが絶対の使命だ。今節・京都戦に向けて、山下は「前回対戦では敗れている。中2日だが引き続き良い準備をして、全員で臨みたい」と力を込めている。
対する京都は前節・大宮戦で2-4と敗戦。それでも、ポジティブな面はある。今季加入の中川 風希が待望の初得点を含む2ゴールと開眼。チームとしても、ポイントゲッターであるピーター ウタカではないスコアラーがチームにフィットしてきていることは大きな収穫だろう。26日には昨季に躍動した仙頭 啓矢の期限付き移籍による“復帰”も発表され、チームに追い風が吹く。その流れを結果に結びつけ、上位に食らいつきたい。
[ 文:岩波 陽平 ]
