鈴木 政一監督体制では、選手たちがピッチ内を自由に動き回る流動的な攻撃スタイルへ変化している。選手たちは自分たちのスタイルに自信を持っており、遠藤の加入によりボール保持の安定感も生まれて、前線が動き出せばそこに合わせるラストパスの質も手にしている。それだけに、松本戦後に前線の選手たちを中心に反省していた“前線の動き出しの質”が得点へのカギを握るだろう。
一方、明治安田J2第16節から第23節にかけて8戦勝利がなかった長崎だが、現在は2連勝中だ。二度にわたって勝ち越しを許した前節・山口戦は、90分の澤田 崇の得点で劇的な逆転勝利を収めた。今季最多の4得点で打ち合いを制し、勝利への執念を見せて勢いが戻りつつある。前回対戦は両チームが手ごたえある引き締まったゲームを展開して、スコアレスドロー。長崎は次節が北九州との上位直接対決ということを踏まえると、今度こそ磐田に勝利し、連勝を『3』に伸ばしてチームの勢いを加速させたいところだ。
[ 文:森 亮太 ]
