前節、ホームの千葉は敵地で行われた大宮戦をスコアレスドローで終えた。前々節・水戸戦で受けた5失点大敗のショックから、選手たちが気持ちを切り替えてつかんだ勝点1は前向きな部分がある。「90分間、集中力を最後まで発揮してくれた。アウェイの地での勝点1を大きな意味と捉えたい」と尹 晶煥監督。チームスタイルの基軸となる守備面を改善できた点に、指揮官も一定の満足感を抱いていることだろう。
一方で、課題は攻撃面。千葉は後半戦の5試合で奪った得点は『2』。総得点は『29』でリーグ15位タイと物足りない。尹 晶煥監督も大宮戦を終えて「守備から攻撃につなげられなかったことは課題」と話していた。今節、千葉は攻撃面でどんな工夫をこらして臨むか。
対する町田は前節、ホームで京都に3-0と快勝。4分に先制すると、相手のミスに乗じて追加点を奪っていった。9試合ぶりの勝点3を獲得した勢いそのままに、敵地へと乗り込んでくるだろう。注目選手は古巣戦となる水本 裕貴。プロデビューを果たした千葉では、1年目から当時の指揮官であったイビチャ オシム氏の薫陶を受けて活躍。それから5クラブを渡り歩いて35歳となったベテランDFが、千葉サポーターの前でどのようなパフォーマンスを披露するか。
互いに負けられない一戦。魂を込めた試合を期待したい。
[ 文:岩波 陽平 ]
