ホームの京都は前節、10月好調だった山形に3-0で快勝。それも、今季まだ無得点だった曽根田 穣と庄司 悦大にゴールが生まれての勝利だった点は、明るい材料だ。9月にチームに復帰して以降、すっかり主力に定着している仙頭 啓矢も含め、中盤を務める選手たちにゴールが増えてくれば、「エースのピーター ウタカが抑えられても点は取れる」というチームの自信につながる。できれば今節も複数の選手のゴールで勝利し、山形戦で見せた攻撃パターン増加の兆しが、確かな成果であることを実証したい。
また前節は、明治安田J2第27節・山口戦から正GKの座を奪還している清水 圭介もビッグセーブを連発し、無失点勝利に貢献。経験豊富なGKが好調を維持している点も心強い。
アウェイに乗り込む岡山は、前節で千葉と対戦。後半アディショナルタイムに決勝点を沈めるドラマチックな逆転勝利を収めた。また、その決勝点をアキレス腱炎のケガから約2カ月ぶりに戻ったばかりのストライカー、イ ヨンジェが決めたことも大きい。
「ゲームに入る難しさも感じた。これからもっと(状態を)上げていく」。イ ヨンジェにとって京都戦は、2017年まで在籍していた古巣との対戦であり、7月の前回対戦を含めて3シーズン連続でゴールを記録している好相性のカード。大暴れで完全復活を告げる、その舞台は整っている。
[ 文:川瀬 太補 ]

