前節、アウェイでの群馬戦に臨んだ長崎だが、前半にセットプレーから先制を許す。さらに群馬のポゼッションとプレスの前に主導権を握られる苦しい展開だったが、前半終了間際にエジガル ジュニオが同点弾。後半の早い段階で再びエジガル ジュニオがゴール。その後はしっかりと試合を締めて逆転勝利。敗れた2位の福岡との勝点差を『2』に縮めた。決定力に課題があったチームだが、エジガル ジュニオ加入後は3連勝。劣勢の展開でも決定力の高さでひっくり返す試合が続いており、“エジガル効果”がハッキリと現れている。
一方の岡山は前節、ホームで町田と対戦。お互いに得点が生まれず、こう着状態が続いたが終了間際にドラマを起こす。徳元 悠平のミドルシュートがゴールネットを揺らし、劇的な形で勝点3を獲得した。明治安田J2第30節・千葉戦に続くホームでの劇的な勝利となった。だからこそ、今節のアウェイ戦でどんな姿を見せるかが重要だろう。千葉戦後のアウェイ・京都戦では先制しながら直後に同点に追いつかれ、すぐに逆転まで許してしまい、逆転負けを喫している。アウェイだが受けに回らない姿勢が求められる。
長崎は今節勝利し、福岡が引き分け以下に終われば昇格圏内の2位に返り咲くことができる。まだシーズンは10試合残されているとはいえ、目的としている位置に戻ることは決して悪いことではない。優勝が目標でもあるだけに、徳島との差を縮めるためにもとにかく勝ち続けるしかない。
ここ3試合で11得点と量産中のホームで4連勝を達成できるか。それとも、岡山がそれを阻止するか。
[ 文:杉山 文宣 ]