水戸は、前節・愛媛戦でアクシデントが続いた。19分にハイプレスからボールを奪い、森 勇人の技ありゴールで先制するも、26分にチーム得点王の山口 一真が負傷交代。山口に代わってピッチに立った中山 仁斗が50分に退場処分を受けてしまう。数的不利になりながら、最後まで勝利を目指して戦ったものの、チャンスを決め切ることができずに1-2の敗戦を喫してしまった。
ただ試合後、秋葉 忠宏監督は「18人全員が最後まで勝機を見いだそうという姿勢を見せてくれた。胸を張って水戸に帰りたい」と、勝利をあきらめずに戦い抜いた選手たちを称えた。今節は出場停止やケガで主力数名が欠場を余儀なくされる苦しい一戦となる。それでも、愛媛戦で見せた勝利への執念をむき出しにして戦い、勝点3を手に入れたい。
磐田の注目は、やはり元日本代表MF遠藤 保仁。彼の加入以降、13試合でわずか1敗。前節・千葉戦も見事なシュートを決めて勝利に貢献してみせた。今節も遠藤を中心に流麗なパスワークで水戸の守備に揺さぶりをかけて、ゴールに襲いかかることだろう。
水戸としては、リーグ最多得点を誇る攻撃力を生かすためにも高い位置でのボール奪取を繰り返さなければならない。後手に回らず、積極的な守備で磐田のパスワークを封じることが勝利の条件となるだろう。
[ 文:佐藤 拓也 ]