昇格条件について。3位・長崎との勝点差は『7』。今節で勝利すれば無条件で昇格が確定する。また、徳島が引き分け以下の場合も、長崎が同結果以下であれば確定する。次にJ2優勝について。2位・福岡との勝点差は『5』。今節で徳島が勝利した上で、福岡が引き分け以下であれば確定する。
いずれにせよ、徳島がまず手中に収めたいのは昇格だ。そのためには、条件うんぬんではなく勝利することが最も分かりやすい。重要となる要素はやはり決定力。前節・水戸戦はポストやクロスバーを叩く場面もあれば、PKを決め切れないシーンも続いた。水戸戦では運がなかったところもあるが、総得点『66』でリーグ2位という攻撃力は顕在。いかに決め切れるか。そして、千葉の底力も考えれば、複数得点を奪えるかどうかが昇格を決めるカギ。ひいては、J2優勝にもつながる道となる。
千葉のポイントは、最近調子を上げてきている外国籍選手たち。直近4試合を見るとクレーベが3得点、アラン ピニェイロ が1得点。また前節・甲府戦は船山 貴之のCKが直接枠を捉えたが、セットプレーも千葉の強み。前述の船山をはじめ、田口 泰士や堀米 勇輝のように精度の高いキッカーがそろう。良い位置でセットプレーを得られれば、直接決めることも可能。実際に今季はCKやFKから4ゴールが直接決まっている。クロスで合わせたとしても高さとフィジカルの強い選手が多く、小柄な選手の多い徳島に対しては有効だろう。
徳島は昇格を決められるか、千葉は阻止できるか。
[ 文:柏原 敏 ]


