群馬は2018年、2019年をJ3で戦ったため、秋田と四度対戦している。2018年は群馬の2勝、2019年は2分という結果。対戦成績は群馬の2勝2分だが、2019年は2戦ともリードしながら秋田の執念によってドローに持ち込まれた。
秋田・吉田 謙監督は2019年まで沼津を率いたため、群馬は沼津時代の吉田監督とも対戦している。吉田監督(沼津)との対戦成績は1勝2分1敗。『地域のために』というスローガンの下で戦うスタイルに群馬は苦しめられた。J3で激闘を繰り広げてきたチーム同士がこの開幕戦で激突する。
群馬は奥野 僚右監督2年目。昇格1年目の昨季は20位に終わったが、シーズンラスト6試合は5勝1分と負けなし。最終戦の先発11人中9人が契約を更新し、継続した戦いが可能となっている。大前 元紀、岩上 祐三、渡辺 広大のセンターライン、田中 稔也、加藤 潤也ら若きアタッカー陣がそのまま残っていることが最大の強みだ。ディフェンスラインには畑尾 大翔、藤井 悠太のキャリア組CBを加えて安定感は増した。
対する秋田は昨季のJ3を独走して優勝。悲願のJ2昇格を勝ち取っている。シーズンを通じての敗戦はわずかに『3』。守護神・田中 雄大がゴール前に立ちはだかる。勝ち方を知るチームはJ2初陣での勝利を狙って群馬に乗り込んでくることだろう。秋田には昨季群馬でプレーした高瀬 優孝、2013年に群馬でプレーした増田 繁人が在籍。彼らがどんなプレーを見せるかも注目だ。
開幕戦は独特の緊張感に包まれることが想定されるが、群馬はポゼッションスタイルを貫いてゴールをこじ開けにいく。群馬にとっては負けられない一戦となる。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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