90分間の攻め合い、両GKの好守でゴール生まれず
松本山雅FC
MF 8
--初スタメンだったが、どんなことを意識して試合に入ったか?チームに求められているところを意識しながら、自分の特徴である仕掛けることや前への推進力を意識して試合に入りました。今日チームの中に入ってスタメンで出て、もっともっと攻撃のバリエーションは増やせると思うし、その中でも強度の高い部分、守から攻は90分を通じてある程度出せたと思います。あとは攻撃陣がフィニッシュで終わること。勝点3を取るには得点を取らなければいけないので精度を上げていきたいです。 --京都をどのように崩すイメージだったか?京都は前に人数をかけてくるチーム。奪ったボールに対して(前線では)2対2になるので、スペースに放り込んでそこからカウンターで仕留めることを意識していました。もうちょっとチャンスを多く作れたと個人的には思うけど、チームとして奪ったボールを背後にという共通意識はできていました。精度をもっともっと上げていけばおのずと結果はついてくると思います。
--途中出場でプロデビューとなったが。一発目は思い切り行くと決めていたので、カードをもらってしまったがガッツリ行けました。ヘディングも含めてやれる準備はやっていて、柴田(峡)監督にも「チャンスがあれば思い切りプレーしてこい」と言われていたので、思う存分やりました。 --守備全体の評価は?アウェイで難しい試合。失点をしたら絶対に持っていかれる試合でした。自分のミスで失点しそうなところもあったけど、最終的にゼロで終えられたのは次につながります。空中戦は自分の武器なので、そこでは負けたくないという思いもありました。(ピーター)ウタカ選手も後ろから入ってくる選手で難しかったですが、対応できたのも次につながると思います。
京都サンガF.C.
監督
--松本の河合 秀人がFWからポジションを落としながらプレーしてきたが?ウチの川﨑 颯太にマンマークで張り付いている状況が多かったですが、「颯太は19歳でマンマークされるような選手になったんだな」って思っていました(笑)。それだけ柴田(峡)監督が準備をされて、われわれの良さを消そうとしてきたんだと思います。 ただ、そうしてもらったことで攻めのルートが見えたところもあります。いろいろな戦い方をする相手に自分たちが臨機応変に対応して、システムではなく、個人の戦術……。それこそいまは、エコロジカルフットボールみたいなことが言われていますけど、選手の生態系の良さを壊さずにアグレッシブにやっていくということが、自分たちの目指していくところ。そういうところは今日の試合で学べたと思います。 --ハーフタイムに中川 寛斗を下げて中野 克哉を投入した狙いは?寛斗はクレバーで相手を下げるようなプレーができる選手ですが、克哉が入ると利き足も違いますし、タイプも違うので、相手のDFも少し混乱するかなと。こういう交代の仕方は初戦でもやったんですが、2人でセットというか、どっちが良かった悪かったじゃなく、そういう流れです。
松本山雅FC
監督
初戦は硬かったのか疲れからなのか、あまりアグレッシブなゲームができませんでした。力のある京都さん相手に押される感じがあったので、かなりネジを巻いて選手たちを送り出しました。この1週間のトレーニングもそこを意識していました。立ち上がりから前半終了の時点で、ある程度ウチの選手もやれるという感覚がつかめたので良かったと思っています。後半は相手もギアを上げてくると予想できたので、それに対して受けることなく仕掛けていこうと選手には言いました。まだ勝てていないので、なんとか勝ちたかったです。ただ、決して落胆するような内容ではなかったので次に向けて前向きにやっていきたいと思います。 --橋内 優也選手が負傷交代で野々村 鷹人選手が初出場となりましたが。ノノ(野々村)はヘディングが強く、前向きな選手。吸収力が高いというところで、初めてサブのメンバーに入れました。まさかこんな形で彼がデビューするとは思っていなかったですが。曺(貴裁)監督は昨年流通経済大(のコーチ)でノノのことを見ていたので、良いところも悪いところも分かっていると思いながら試合を見ていました。途中で少しバタつきましたが、自分のやれることが明確に分かっているので短期間でよく整理してプレーしてくれました。気持ちの準備ができない中よくやってくれたと思っています。 --チーム全体についての評価は?全体的にハードワークをしてくれました。みんなが惜しむことなくやってくれたので、これをベースにしていきたいと思います。ここからまた1段、2段上げていきたいです。初戦は運動量が少なかったので、今日は少し安心しました。(攻撃も)決して悪くなかったと思います。あとはシュートの精度、ゴール前のイメージが共有できているか、そこのクオリティー。簡単に点は取れないですし、一人ひとりの技術は簡単には上がらないのでコツコツやっていきたいです。
京都サンガF.C.
MF 25
中野 桂太
--Jリーグデビュー戦となったが自身のプレーの評価は?後半の点を取りたい時間に入れてもらったのに、バックパスをしたり前に積極的に仕掛けられなかった部分は……。(悔し涙を流しながら)チームのみんなにも、投入してくれた監督にも、ファンの方々にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。 --ピッチに入るときの曺 貴裁監督からの指示は?「バックパスを出さずに、前にどんどん仕掛けろ」ということを言ってもらいました。 --プロで初の試合。これまでにない緊張があった?いや、緊張というか……。スタンドで多くのサポーターさんたちが応援してくれている中で、「楽しかった」という気持ちもありました。でも、いまは悔しさのほうが大きいです。体の動きは自分の感触としても良かったんですけど、「ここで奪われてしまったらどうしよう」ということとかが頭をよぎってバックパスをしたりだとか……。やっぱり頭の中の部分がまだまだ甘かったと思います。
DF 17
荻原 拓也
特に前半は難しい時間でしたけど、しっかり我慢強くサッカーはできました。勝ち切りたい試合ではありましたけど、1試合を通せばすごく京都らしい、収穫が大きい試合だったかなと思います。 --点を取り切れなかった要因は?チャンスは作れていたので、決めてほしいという気持ちもあります。でも、個人としてはもっと精度を上げられる部分もありますし、もっと走って、走り勝てば、もっと決定的なチャンスが作れると思います。チームとしてしなくちゃいけないこともいろいろありますけど、個人としてはもっと(決定機の)回数を増やして、1個、1個のプレーの精度を高めたいです。 --ピーター ウタカとの関係について。すごく器用でマルチな選手。その能力を最大限に生かすためにもっとコミュニケーションをとって、常にウタカ選手を意識しながらプレーしたいなと思っています。(試合開始から一緒にプレーするのは)初めてだったので難しい部分もありましたけど、クロスを上げるときにはすごく良いところにいてくれるので。あとはオレが良いクロスを上げて、ウタカ選手に決めてもらいたいなと思っています。