千葉は敵地で行われた前節・水戸戦に1-0で勝利し、3戦連続のクリーンシートを達成した。今季初の連戦では、新システムである[3-1-4-2]が機能した点も大きな収穫になった。19歳の櫻川 ソロモンが今季初ゴールを獲得した点も含め、積み上げてきた守備だけでなく、攻撃面にも確かな手ごたえをつかんでいる。順位こそ12位に甘んじているが、一体感や戦う姿勢を全面に出してプレーする現状は、決してネガティブなものではない。相模原戦でも千葉らしくアグレッシブに戦い、順位上昇への機運を高める勝利を挙げたいところだ。
一方の相模原は明治安田J2第4節で大宮に勝利して以降、5戦連続で勝星がない。ただ、クラブ初となるJ2では常に接戦を演じており、相手とのわずかな差が勝敗を分けている印象。ホームの千葉は、足をすくわれないように警戒したい相手となる。
注目選手だが、千葉からは第7節・金沢戦でJリーグ通算300試合出場を達成した米倉 恒貴、相模原からは藤本 淳吾を挙げたい。G大阪時代に共闘した経験を持つ2選手。米倉は「淳吾さんは僕のサッカー人生で出会った選手の中でも、トップレベルにうまい。淳吾さんが出場する際は、自分の前にいたら厳しくいきたいし、仲間にも厳しくいくように伝えたい」と警戒。米倉自身も水戸戦は右サイドで無双する活躍を見せ、今節へ向けた士気はより高まっているはずだ。
千葉は今季初のホーム戦勝利と連勝、相模原は6戦ぶりの勝利がかかる一戦。試合終了と同時に笑うのは、果たしてどちらか。
[ 文:岩波 陽平 ]