甲府は第2節から3連勝して流れをつかんだかに思えたが、第5節からの4試合は2分2敗で勝ち切れず。試合運びや細部のところで悔しい思いをし、学んできた。若い選手が多いだけに、体力面やアグレッシブさではこれまでにないパワーを発揮するものの、試合運びでは1本調子になることがあった。また、経験値がある選手が多い最終ラインやGKについては、相手のワンチャンスへの対応を誤って失点しており、チーム全体として課題が出ていた。前々節・相模原戦ではそれらの課題を修正・改善して2-0で勝利したものの、前節は決定機を決め切れず、そして最後の最後の90分に失点して敗れた。
一方の金沢は第7節から2試合黒星が続き、前々節でハードにプレーしてくる秋田に勝って連敗を止めたものの、秋田とタイプが似ている栃木には先制するも追いつかれ、連勝することができなかった。
お互いに、混戦になりつつある4位以下グループで勝ったり負けたりしていては、J1参入プレーオフがない今季のJ1昇格は望めない。昇格圏に迫るためには上位グループに勝つことは重要で、連勝の起点となる勝利が欲しい一戦になる。
[ 文:マツオ ジュン ]
