両者とも、これまでの失点数は『11』と堅い守備を見せている。
山口は前節、好調な町田を相手に立ち上がりこそ攻め込まれたが、その後は連動したプレスとメリハリのある守備を見せ、終盤の猛攻には体を張って粘り強く守り、クリーンシートで勝利。組織的な守備ができるようになってきていることに手ごたえを口にする選手も増えてきた。
一方の千葉は前節、新潟に0-2で敗れはしたが、序盤のうちにフォーメーションを変えて対抗し、試合後に敵将が「苦しめられた」と話すほど、高い位置から相手にプレッシャーを掛けて首位を走る新潟を大いに苦しめた。
守備においては自信を深めつつある両者だが、攻撃はというと、山口はこれまでの得点数が『8』、千葉はリーグで最も少ない7得点と物足りない数字となっている。だからこそ、お互いの堅い守備を打ち破る攻撃ができるかどうかが、この試合の最大の見どころになりそうだ。
渡邉 晋監督は「千葉は、首位の新潟を相手に前線からの守備でショートカウンターを仕掛けてチャンスを作り出していた。彼らの前からの圧力に苦しめられる可能性はあるが、われわれはそれをしっかりとはがしていく準備をしたい」と話す。
[ 文:田辺 久豊 ]


