東京Vはホーム連戦となるが、東京都に緊急事態宣言が発令されている関係でリモートマッチが続く。サポーターが来場することはかなわない中で、2日の試合ではロッカーなどにメッセージが掲出されてチームを支えた。東京Vは明治安田J2第6節から2連勝で上位進出の機運が出ながらも、その後の4試合で2分2敗と結果が出ていない。内容に改善は見られ、チャンスはつかむものの、前節・大宮戦では決定機を何度も逸して1-1での引き分けだった。移動がないアドバンテージを生かして今度こそ勝ち切りたい。
群馬はここまで東京Vと同じく3勝だが、1分7敗と敗戦が多い。現在も2連敗中で、田中 稔也や清水 慶記らの奮闘が結果に表れていないのが現状だ。粘り強く戦いながら、フル出場が続く大前 元紀のクオリティーの高さを生かして、勝点獲得のための一撃を狙う。
東京Vの永井 秀樹監督は、「勝負を分ける細部にこだわって、高めていきたい。スタジアムに来られない多くのファン・サポーターの皆さまに、さらに良いサッカーを見せて勝利という喜びを届けられるように、次に向けて準備を続けていきたい」と話している。この思いは群馬も同じだろう。
リーグ戦通算対戦成績では16勝7分6敗と東京Vが大きく上回りながらも、昨季は1勝1敗だったこのカード。敵地で2ゴールを挙げた田中、前回対戦で得点を挙げた山下 諒也と端戸 仁は相性の良さを生かしたいところだ。特に山下や端戸は前節でベンチスタートとなっており、中2日でもコンディション良く臨めるはず。
まだ序盤ではあるが、J3降格圏に沈まないためにも勝利が欲しい。
[ 文:田中 直希 ]
