5位の甲府が、J2初年度で8位と健闘する秋田をホームに迎える。明治安田J2第5節で京都に押し込まれながらも1-0で勝ち、前節は磐田と1-1で引き分けている秋田の強さ、タフさは脅威。秋田の吉田 謙監督は磐田戦後の会見で「勝点3を取れたと思います」、「今日の最後の失点は、未来への踏み台にしたいと思います」と、終了間際の失点で勝利を逃した悔しさを感じさせる言葉を搾り出したように読み取れるが、それだけに今節にかける思いも強いはず。
吉田監督は読売サッカークラブで育ち、J2加入前の甲府クラブで3シーズンプレーした。それだけに、対甲府ということになれば、かつての仲間からも注目される試合になる。吉田監督自身の肩に力が入ることはないだろうが、思い入れがある試合になることは確実だ。
対して、甲府の伊藤 彰監督は割り切りを持って迎え撃つ。秋田とは初対戦になるが、シーズン前から栃木戦と秋田戦は別物として捉えていた。その栃木には第3節で3シーズンぶりの勝利を挙げたが、いかに栃木に苦戦していたかがよく分かるし、それだけの執念を持ってつかんだ勝利だった。
秋田はいまの栃木よりも「バトルするチーム」と伊藤監督は捉えており、前節の勝利やそのオーガナイズを捨てて再び挑むことになる。キックオフは午後2時で、予想最高気温は30℃になりそうだ。相当に消耗する試合になりそうだが、昇格圏に迫るためにはそれでも勝たないといけない。ハードな試合になりそうだ。
[ 文:マツオ ジュン ]