長崎は前節、アウェイで岡山と対戦。[4-4-2]の堅い守備を持ち味とする両者だけにきっ抗した展開となったが、前半にショートカウンターから澤田 崇が挙げた先制点を守り抜いた長崎が勝利。これで松田 浩監督就任後は3試合負けなしとなった。
一方の山口は前節、アウェイで秋田と対戦。終盤にセットプレーから渡部 博文が先制点を奪うが、アディショナルタイムに失点を喫し、逃げ切りならず。3試合負けなしとなったが、連勝は2でストップしている。また、直近の公式戦としては22日に天皇杯1回戦に臨んでいるが、こちらはJFLのヴェルスパ大分にPK戦の末、敗戦。天皇杯初戦で早くも姿を消すこととなってしまった。このショックを振り払う上でも今節は重要な試合となる。
両者の対戦で触れておきたいのが過去の対戦成績だ。長崎は山口に対してリーグ戦では過去8試合を戦い7勝1分と無敗。明治安田J2の中で屈指の好相性を誇る相手となっている。また、過去8試合すべてで長崎は複数得点を挙げており、8試合で22得点という数字を残している。今季から渡邉 晋監督が新たに就任した山口は過去のイヤなデータを払しょくできるか。
順位こそ『6』の開きがある両者だが、勝点差はわずかに『2』。山口が勝てば順位をひっくり返すことができるほど現在のJ2は中位グループが混戦となっている。長崎は監督交代後3試合負けなしで上昇気流となっているだけに、新体制初の連勝で上位を追走したいところだ。
過去のデータ通りに長崎が勝つのか。それとも、山口が対長崎初勝利を挙げるのか。
[ 文:杉山 文宣 ]