琉球は前節の秋田戦、後半アディショナルタイムに阿部 拓馬が先制ゴールを奪うも、その直後のパワープレーに屈し、1-1のドロー決着。連敗は『2』で止めたものの、ここ3試合勝星から遠ざかっており、順位は磐田にかわされ4位となった。
この試合でJリーグ通算450試合を達成したキャプテン・上里 一将は「ズレが生じていた部分があった」と感じた秋田戦を経て、「90分間を通してスキを作らないようにしよう」と声をあげ、好不調の荒波を立てないよう一致団結で難局を乗り越えたい考えを示す。1つのパスを選択するためには状況の共通認識とプレーの選択肢を11人が共有する必要があるだけに、練習時から得られる緻密な動きでコミュニケーションを高めて、修正できるかが今後の戦いで重要となる。
対する北九州は前節、ホームで磐田と対戦。再三の決定機で沈め切れず、逆にセットプレーとショートカウンターで2失点し、連勝は『2』でストップした。それでも相手のプレスをはがし、中央からサイドへと流れるような展開からディフェンスラインの背後を突き、シュートまで持ち込む北九州の醍醐味も存分に醸し出しており、手ごたえ十分で沖縄へと向かう。
昨季の対戦は琉球の1分1敗で、明治安田J2第3節は4失点で敗北。北九州にJ2復帰後初白星を献上しただけでなく、快進撃の狼煙を上げるきっかけを与えた。J2における北九州戦での初勝利を目指す一戦は、タピック県総ひやごんスタジアムで19時から、今季初となるリモートマッチで実施される。
[ 文:仲本 兼進 ]
