京都は第16、17節をゴールレス、さらに6試合連続で複数得点がなかったが、前節・群馬戦は久しぶりの複数得点。19本のシュートを打ち、決定機も数多く作ったが、二度のリードを守れずに3試合連続のドローとなった。しかし、曺 貴裁監督は「勝点2を落としたと見えるかもしれないが、僕はいろんな意味で次に向かっていかなければいけない試合の結果だと思っている。まだ早い時期にこういう勝点1の試合になったことをポジティブに捉えている。今日の試合があったから成長できたと言いたい」と前向きに捉えてこの金沢戦に臨む構えだ。
迎え撃つ金沢は7試合勝利なしのあと、6月に入ってから2連勝を飾っている。前節は6試合ぶりに複数得点を挙げたことに加え、J3降格圏に沈む大宮、愛媛というチーム相手の連勝ということも大きかった。ただ、結果と内容は別。愛媛戦後に柳下 正明監督が「ちょっと集中を切らして油断したようなプレーも見られた」と言い、杉浦 恭平も「相手のペースになる時間が非常に多かった。3点目を取ったあとも攻め込まれる時間帯が長かった」と反省の弁を述べるなど、改善すべき点も露呈した。ここからは京都、山形、琉球と上位陣との対戦が続くだけに、わずかなスキが命取りとなる。
[ 文:村田 亘 ]