前節を振り返ると、琉球はアウェイで金沢と対戦。立ち上がりから「選手の距離感が良くなかった」(樋口 靖洋監督)ことで守勢に回るも、立ち位置を修正した後半に上里と中川 風希が連続ゴールを奪い、2-1でかろうじて逃げ切った。「まだまだ改善の余地が多い」と話す指揮官は、修正が不可欠であると示唆。またチーム最多アシストを誇る右SB田中 恵太が負傷離脱した影響をいかにチーム力でカバーし、攻撃も含めたアクションを示し切れるか。監督の手腕が問われる一戦となりそうだ。
対する相模原は現在、J3降格枠内の22位にいる。第17節・長崎戦から高木 琢也監督が指揮を執って以降は2分3敗と白星はついていないが、ここ2試合は秋田と北九州に引き分け。失点も秋田戦の『1』のみで、堅い守備を見せている。また7日の天皇杯では浦和に1失点で敗戦も、大きな経験値を得るきっかけとなったに違いない。カウンターからゴールを狙う中、得点が奪い切れていない状況をどう立て直すか。こちらも指揮官の手腕に注目したい。
琉球にとっては中断前最後のホーム戦となるが、残念ながらリモートマッチでの開催が決定している。「中断前の残り2試合で絶対に勝点3を積み上げたい。そして中断後に向けて勢いを持ってファン・サポーターの目の前でプレーする姿を見せたい」と、樋口監督は一戦の重要性を説く。
[ 文:仲本 兼進 ]
