2試合連続の中止となった金沢は、1カ月以上も公式戦から遠ざかることとなった。ベテランの廣井 友信にとってもこんなことは初めての経験。それでも「早くやりたいという気持ちが強くなる。何がメリットなのかと考えたら、試合への飢えなどが唯一勝れるところかなと思う」と話す。今節の相手・磐田は昨季に0-6とクラブ最多失点を経験させられたチームであり、これまでの対戦成績は5戦全敗。嶋田 慎太郎のサスペンションもスライドしているため、攻撃の中心選手を欠く中でいきなり強豪との対戦となる。
磐田は18日に天皇杯ラウンド16を挟んだため、9日にリーグ戦が再開してから早くも公式戦4試合目となる。再開初戦となった前々節・甲府戦では最後の最後に追いつかれたものの、前節は東京Vを相手に逆転勝ち。「遠藤(保仁)さまさまというのではないけど、遠藤のFKはあの状況の中でチームにとって非常に大きかった」と鈴木 政一監督が話したように、自陣に人数を割く東京Vに対して遠藤のプレースキックから二度にわたってゴールをこじ開けることに成功した。そしてこの勝利によって、同節の試合が中止となった京都をかわして3試合ぶりに首位に立った。暫定とはいえ、このまま勝ち続けて2位以下のチームにプレッシャーを掛けていきたい。
[ 文:村田 亘 ]