ホームで痛い敗戦を喫して前節の磐田戦に臨んだ岡山は、立ち上がりから積極的にゴールへ向かった。35分にルキアンに先制点を奪われるも、61分にオウンゴールで同点に追いつくと、64分にイ ヨンジェが入ってさらにギアが上がった。勝ち越し点を奪って4試合ぶりの勝利をつかみ取ることはできなかったが、有馬 賢二監督は「自分たちが積み上げていく、改善しながらやっていく、という部分において大きな成功体験を得られた」と試合を振り返っている。今節もアグレッシブにゴールへ向かって、勝利をつかみ取りたいところだ。
一方、秋田はJ2で初の3連勝を目指して前節・北九州戦に臨んだ。52分に先制点を奪われるも、62分に吉田 伊吹の2戦連続ゴールで追いついたあとは、気迫をみなぎらせてゴールへ向かった。決勝点を奪うことはできなかったものの、吉田 謙監督がこの勝点1を「日頃の努力の積み上げの勝点1」と捉えているように、チームは着実に前進している。今節も全員でタフに走ってゴールへ向かっていく姿を見せてくれるに違いない。
岡山も秋田もここまで9勝を挙げている。10勝目を懸けた戦いは、推進力が高まっている両チームによる激しい攻防が繰り広げられることは必至だ。
「秋田さんはしっかりとしたコンセプトを持っているチームだし、タフに戦ってくる相手なので、まずは戦うところをしっかりやっていきたい」。有馬監督は局面のバトルが激しくなることを覚悟して、今節の準備を進めている。
[ 文:寺田 弘幸 ]