京都は前節、長崎との上位対決で敗戦を喫した。内容面で反省点も多く、戦術的にも心理的にも立て直しを図りたい。曺 貴裁監督は「自分たちが何をやってきたのか、どういうことを見せて勝ち進んできたのか。相模原戦は選手がプレーしたいという意欲が高まる試合だと思う」と意気込みを口にしている。
リズムをつかむためには、前線からのプレッシングやボールを奪ってからゴールへ向かう推進力といった、攻守における特徴を発揮することが必要だ。前節の失点はセットプレーと、攻撃に人数をかけた状況でのカウンターから奪われている。アグレッシブな姿勢は継続した上で、リスク管理などにも注意を払いたい。
一方、相模原はシーズン中に監督交代があり、9選手を補強するなど、大きく様変わりをする中で残留を目指している。前節・水戸戦は4-4の乱打戦を繰り広げ、松橋 優安や児玉 駿斗といった新戦力がゴールを決めた。4失点した守備の修正をした上で、相手のプレッシャーを回避しながら攻撃の形を作り出せるかどうか。3試合ぶりの勝利を求めて、敵地での一戦に挑む。
また、藤本 淳吾は2019シーズン、木村 誠二は今季途中まで京都でプレーしており、古巣対戦となる。2人ともコンディション面などによって当時は出場機会が限られたが、相模原では主力選手として活躍中だ。
京都府における緊急事態宣言が解除されたことを受けて、この試合から人数制限が10,000人まで緩和され、ビジター席も設置される。引き続き感染予防対策を徹底する必要があるが、スタジアムに足を運ぶ人やモニター越しに観戦する人々が盛り上がれるような熱い試合が期待される。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

