J参入同期対決は町田に軍配。松本は追撃及ばず5連敗を喫す
松本山雅FC
--最後まで戦う姿勢は見えていたが5連敗。率直な受け止めは?あとがない状況が続いていて5連敗となり、自分たちを厳しい状況にしています。次に向けてやるしかないですが、個人的には5連勝するしかないくらいの気持ちでいます。名波さん(名波 浩監督)も言っていますが、奇跡を起こすためには相当なパワーがいると思います。負けたことどうこうよりもあとが少ないので、残り5試合にすべてのパワーを注ぎ込むつもりでいます。 --そのために、日々の練習から突き詰めていくことは?(突き詰めて練習をすることは)シーズンが始まったときから全選手、全スタッフでやっているとは思うんですが、「結果につながっていないからやっていないんじゃないか」となるのは、個人としては悔しいので結果を出すのが一番です。でも、負けたからブレるというのはいまさら違うと思うので、自分たちが信じていることをやり続けるだけだと思います。それだけの奇跡を起こせるメンバーは揃っていると思います。まだチャンスがあるのでやれると思います。
FW 25
--前半はシュートゼロ本で、後半から出場。どんなイメージでピッチに入りましたか?前半ほとんど攻められずに、相手のディフェンスラインにもストレスがかかっていないと思っていました。まずは相手を後ろ向きでプレーさせるために、長いボールを使って相手を裏返すことを意識して臨みました。 --7試合ぶりの得点で2得点。1点目、2点目をそれぞれ振り返ってください。1点目は相手のCBとの距離が空いているのが見えたので、間で受けて左から(相手が)来ていたので切り返したら(体が)入れ替わると思い、落ち着いて決めました。2点目はセルジ(セルジーニョ)のボールがとても良く、金沢戦の初ゴールと似た形で決めることができました。キッカーのボールが8割だと思います。 --中3日での新潟戦に向けて、どのような意識でトレーニングに臨みたいですか?まだ残留の可能性がなくなったわけでは全然ないので、今日の試合の2得点を新潟戦にもつなげられるように、この3日間で最高の準備をして次は絶対に勝ちたいです。
FC町田ゼルビア
監督
私にとっては、こういった攻撃的なサッカーを展開していくことは理想でもあり、求めていることでもあります。非常にファンタスティックな試合だったと思っています。攻撃的なチャンスの場面ではアイディアや発想も出せましたし、その中で決定機も多く作ることができた試合です。両チームを通じて、ゴールも多く生まれたため、見ている方々が楽しんでいただける試合をできたと思っています。 私個人としては、今季のJ2の試合の中で、一番面白いゲームができたのかなという印象を受けています。力を持ったチームに対して、ほぼ60分間はあまりボールにも触らせずに、一方的に攻め込む展開を作れました。その中でもったいない失点をしてしまいました。あとは継続して、積み上げてきたことをこれからも積み重ねていく、そして楽しむこと。それが重要かなと思っています。
松本山雅FC
監督
後半のウォーターブレイクまで0-0でいければ一番良かったです。後半の2トップ、もしくはセルジーニョも含めて、0-0の状況からパワーを持って起用したかったと思います。伊藤(翔)にしてもセルジーニョにしても脚に不安を抱えていたので、頭からよりも途中から、ビハインドではなくて0-0の状況で送り込みたかったのが残念なところです。 前半の立ち上がりから相手に背後や前に来られました。(町田は)遊びのないチームなのでタッチ数の少ないまま人数をかけられて、後ろに重くなる前に「戻らなければいけない」という判断しかできないような状況を作ってしまい、1失点目や2失点目につながったと思います。自分たちが前がかりになろうと守備でスタートポジションのブロックを作った、もしくは作ろうとしたときに背後を突かれるシーンが何回かありました。結局ボールホルダーに行けていない状況で、前がかりに行こうと思っても全部ひっくり返されるだけで、そのあたりの判断が少し鈍かったです。2失点目のように、自分たちのミスから相手の体重がグッと前になることが多々あったので、もう少し粘り気のある守備をしたかったと思います。 60分過ぎから、特に相手のボランチエリアがだいぶパワーダウンしてくるのは分かっていましたが、そこまでにスコアがビハインドだったので、難しいゲームになってしまいました。そこからの30分は相手が疲れたのもあって、互角の戦いができたと思います。相手のほうがゴールに向かおうとする選手やボールが非常に多かったと思いますし、われわれとしては時間をかけずにシンプルなプレーからサイド、小手川(宏基)から榎本(樹)に行って1点返したシーンのようなタイミングで、シンプルに使うということをもう少しやり切らないといけません。手数をかければかけるほど難しくなります。得点が取れていないとか、ミスの多いゲームになると、手数をかければかけるほどセーフティー(な選択肢)を選んでしまう状況に陥ります。もっとシンプルに相手ゴールまで向かえれば良かったと思います。 選手たちはいつも以上に体も投げ出していましたし、ピッチの中でもよくコミュニケーションはとれています。良いものはしっかりと残しながら、フィードバックしなければいけない課題はしっかりと取り組み、次節を含めた残り5試合に臨みたいと思います。
FC町田ゼルビア
DF 15
森下 怜哉
まずはCBでの久しぶりの先発出場で、個人的には古巣との試合でもあったため、気持ちも入っていましたし、負けたくないという気持ちで試合に臨みました。チームとしては距離感が良くて、町田らしいサッカーをできていましたが、後半は相手が前がかりになる中で少し引いてしまったり、失点をしたことでヒヤヒヤするシーンが増えました。後半は自分たちのサッカーをできたかと言うと、決してそうではないので、しっかりと修正したいです。 --特に前半は個人のフィードという意味では、長いボールが多かった印象です。狙いは?個人としてひさびさの出場だったので、後ろでのリスクを減らすことと、チームの狙いは前から行くことや、裏を狙うことがポイントだったため、そこで長いボールを入れる形をとりました。
MF 14
吉尾 海夏
--素晴らしい2得点でした。まずは1点ずつ、ゴールシーンを振り返ってください。1点目はシュウさん(太田 修介)からの良いクロスボールを触るだけのゴールでした。2点目は(平戸)太貴さんが左足に優しいボールを落としてくれたことで、リラックスして枠に入れることをイメージしながらシュートを打てました。 --2ケタ得点に到達しました。その喜びは?1つ目標にしていたことで、達成できたことはうれしいですが、シーズンも終わっていないですし、チームとしてもまだ何も成し得ていないです。これからも結果を残し続けられるようにしていきたいです。 --中3日ですぐに愛媛戦があります。次節に向けて。またすぐに試合がやってくるので、チーム全員が良い状態で試合に臨めるような準備をしていきたいです。