J1昇格圏との勝点差は『15』と、数字上はまだ昇格の可能性を残す町田。「目の前の試合をどう勝っていくか。そこにこだわってやっていくしかない」と長谷川 アーリアジャスールが言うように、残り6試合を勝ち続けて天命を待つしかない。今節は5試合ぶりとなるホームでの勝利を目指す。
ゲーム展開は両者の順位を考慮しても、おそらく町田がボールを掌握する時間帯が長くなるだろう。前節・琉球戦はコンビネーションプレーを軸にチャンスを量産。決め切る力が足りずにスコアレスドローに終わったが、「(前々節・)栃木戦よりチャンスを作れたことは、ポジティブに捉えたい」(長谷川)。最後の仕上げの部分を改善し、松本撃破に挑む。
一方の松本は4連敗中で最下位に沈み、J3降格の危機に瀕している。前節・群馬戦も決定機の数では相手よりも多かった印象が強く、町田と同様に決め切る力がカギを握るだろう。なお、5試合ぶりにセルジーニョがケガから復帰したことは好材料。セットプレーのキッカーとしても計算が立つ背番号10が、苦境に立つチームの起爆剤となれるか。
今節を消化すると、シーズンも残り5試合。佳境を迎える“ラスト5”に向けて、希望の光を灯す勝点3を奪うのは町田か、松本か。お互いのプライドを懸けたJ参入同期が激突する一戦は、熱戦必至だ。
[ 文:郡司 聡 ]
