“信越ダービー”は勝点1を分け合う。互いに勝ち越し点奪えず
アルビレックス新潟
前節で昇格の可能性がなくなったにもかかわらず、たくさんのサポーターが来てくれて、すごく良い雰囲気でゲームを迎えることができましたが、ゲームの入りで、チーム全体で甘さが出たことが、最後まで響いたゲームだったと思います。 もちろん、入りは集中しようと話はしたし、それがどれだけ重要なことかはみんな理解していましたけど、体が動かずに表現し切れていなかったところは自分たちの甘さだと思う。昇格できなかった1つの要因は、気をつけなくてはいけないこと、絶対やられてはいけないことを簡単にやらせてしまうような、本当に強いチームではあり得ないミス。そういうところはいまの自分たちにある。来年に向けてあと4試合ありますけど、こういうのを本当に改善しないと、来年も同じ結果になると思う。あと4試合、いま出ている課題をつぶさないといけないなと思っています。
FW 11
--加入後初ゴール。いまの気持ちは。うれしい反面、勝ちたかったという面では悔しい。 --ゴールシーンを振り返って。自分が前半、(ベンチから)見ている中で、絶対チャンスが来ると思っていたので、ゴール前にいようとは意識していた。そこで運よくボールが転がってきたという感じです。 --ガッツポーズが出ていたが。やっぱりここまでなかなかチームに貢献できていなくて、J1昇格という目標も達成できなかった。自分の中で悔しい思いがありながら、なかなか試合にも出られずに、少し複雑な思いはあったんですけど、1点取れたことは自信になりましたし、残り4試合、もっと点が取れるんじゃないかと思います。 --残り4試合でも結果を求めるか。もちろんこだわってやりたいですし、ただ(自分の)結果の前に、チームが勝つことが優先だと思う。そこでプラスα、自分が点を取れたらと思います。
松本山雅FC
監督
ゲームプランとして、相手はボールを握って、CBと中央のところでポゼッション能力が非常に高い中で、特に角度のある縦パスが一番怖かったので、佐藤(和弘)をアンカーに置いて両脇のケアと、出されても外に追い出すということを徹底しようという中でゲームに入りました。先制したことによって自分たちが自信を持って守ること、奪いにいくことをやろうという意識はあったと思います。ただ、時間とともに前向きで守備して寄せてくるプレッシャーに引っかけるシーンが多くなって、なかなかアタッカー陣までボールが行きませんでした。(前節の)町田戦もそうでしたが、最終ラインの千葉(和彦)と舞行龍(ジェームズ)をひっくり返す回数が徐々に減っていく中で、後ろに重くなってきました。5バック1アンカーは破たんはしていないかもしれないですが、まだまだボールアプローチやコース限定が甘くてピンチになりかけたシーンもたくさんもありました。それが最終的に失点にもつながってしまって、あのあたりは苦しい時間だったと思います。 (榎本)樹の足がつったので、2人交代のところを3人一気に代えて、前線にパワーを持たせようとしました。そこもキックオフして10分くらいと同じ強度にはならなかったので、相手にとってそんなに怖い形は作れなかったと思います。ただ、最後の阪野(豊史)のヘディングシュートや、セットプレーのこぼれ球から(田中)パウロ(淳一)が2本打ったりと、決め切るチャンスがなかったわけではないです。そのあたりはしっかりと練習からやりたいです。 5連敗で選手たちは相当こたえていましたが、それが止まったという1つの区切りと、まだ3ポイント取れていないということによってまた執着心が生まれるゲームになったのではないかと思います。まだまだ追える立場だし、あきらめるつもりもまったくないし、一番下からはい上がる姿を山雅サポーターに見せていこうと選手に伝えました。
アルビレックス新潟
監督
今季のわれわれの典型的な試合展開だったと思います。 ここ2試合、岡山戦でも磐田戦でも、あらゆる数値において相手を上回るプレーができていました。チャンスの数もシュートの数も。今日もそのような数値がおそらく出ていると思いますが、シーズンを通じて抱えている決定力不足が出てしまったのではないでしょうか。 今日の試合の中でネガティブな部分があるとしたら、立ち上がりです。キックオフと同時に良いスタートをしようと話はし続けてきましたが、最初の10~15分、決して適切ではない形で試合に臨んでしまったことは、きちんと受け止めて反省しなければなりません。その後は魅力的な、とても攻撃的なプレーを表現し、多くのチャンスを作れていたと思います。対戦相手をリスペクトしていますが、われわれは彼らを上回るプレーをできていたと思います。 ただサッカーはゴールの数を競うスポーツです。その部分に関して、シーズンを通じて課題を抱え続けています。最初の15分を除いて、選手の今日のプレーには満足していますし、誇りに思います。 松本さんは、いまとてもデリケートな状況に置かれています。残り4試合、彼らの幸運を願っています。
松本山雅FC
MF 7
田中 パウロ淳一
--途中出場で、どんな狙いを持ってピッチに立ちましたか?とにかくチャンスを作らなくてはいけないということでした。それと同時に勝点1は絶対に取らなければいけないので、チャンスがあれば攻めるという気持ちで入りました。 --CKからシュートを打つ決定機の場面が2回ありましたが、振り返ると?僕が仕掛ける場面がなかなかなくて、攻撃でチャンスを作れませんでした。あそこで点を決めて攻撃での自分の武器を出さなければいけなかったと思います。2回目のシュートは落ち着いて相手をかわしても良かったんじゃないかと思っています。 --残り試合はどのような意識で臨みますか?あと4試合。1試合も落とせないので、全勝するつもりでいます。目の前の一試合は絶対に勝たなければいけない。いまのままではいけないし、いつも以上に体を張る。イエローが出るくらいやらないと勝てないし、そのくらいハードに体を張ることが大事です。その先に勝利があると思います。
MF 38
佐藤 和弘
--開始5分のゴールを振り返ってください。練習でああいうミドルをやってもらった。イメージがあったし前半早かったので振り抜いておこうというイメージでした。いまのチーム的には先制されることが多いので、自分たちが先制できたら自信を持って戦えるので、それは良かったと思います。 --この勝点1をどう捉えますか?いまの順位を考えたら1でも大きいですが、これを次につなげられるようにする必要があります。あと4試合で全勝できれば、絶対に残留は見えてきます。選手は誰もあきらめていないし、その意味ではデカい1だったと思います。