甲府が主導権を握り続け、北九州に逃げ切り勝利
ギラヴァンツ北九州
監督
前半はスピードのある選手(2トップ)で入るというところから徐々にうまさを出していくというところで考えていました。前回対戦時では前からのプレッシャーがけっこうかかっていたので、横のパスを描きながらボールを持ち出そうと考えていましたが、なかなかそういう形でできませんでした。時間帯によってはCBが持ち出せた場面もありましたが、そのときは縦パスのコースがなかったり、そこで出せても前で収まらなかったりで、なかなか難しい攻撃になりました。 守備に関しては我慢強く守れたなというところで、後半は少し、ウチのボランチに相手のボランチが掛かってきているので縦のコースと、前線が横並びの2トップの位置関係になっていたので、そこは縦の関係になってボランチの間を受けるように、ボールを持ち出す上での工夫をしようと送り出しました。 相手はボランチからシャドーに縦パスを入れるというのが攻撃の特徴で、それに対して中をきちっと締めてやることを意識してやっていましたが、うまいことやられたなと思います。60分より前、55分ごろに交代カードを切ろうと準備をしていた矢先の失点だったので、判断が遅かったなと思っています。 メンバーを代えたあとは、テンポよくボールを回せて相手陣地にボールを運ぶサッカーができましたが、点を取るところまでは行けなかった。ああいう形でPKを与えましたが、阻止したというところでいくと、今日のゲームも可能性はあると私自身も思いましたし、選手たちも思ったと思います。しかし、そこで取れなかったことが残念ということと、残り4試合あるので、そこに向けて最後まで良い準備をするということで、次の山口戦に向けて良い準備をしたいと思います。
ヴァンフォーレ甲府
監督
遠いところまでファン・サポーターの皆さんが応援に来てくれて熱いゲームを見せられたことは良かった。勝点3をつかみ取れたのはファン・サポーターの存在が力になった。ゲームとしてはボールを握ることができる状況、シュートチャンス、CKが多くあったが仕留め切れなかった。後半に入るときに落ち着いてスピード変化をつけてラインブレイクを狙った。攻撃の頭になっていたのでラインコントロール、守備の構築をしないといけなかった。点を取れたことが良かった。最後相手にボールを握られて危ないところがあったが、カウンターは見せられて良かった。われわれは毎試合勝点3を積み上げていかないといけない。次節も一戦必勝で臨みたい。 --ゴールを決めた長谷川 元希選手と絡んだ宮崎 純真選手について。前半から積極的にいってくれた。宮崎選手は足元にボールが入り過ぎたところはあった。2人とも若い選手だが一つひとつが経験になった。最後に2人がラインブレイクを多くしていくよう話をした。 --前半点が取れなかった時間帯はイヤな感じがありましたか?イヤというよりも(攻めている)良い状態で後半に入れる。取れてないことで落ち着かせて後半に入った。良いタイミングで点が取れて良かった。 --京都と8ポイント差ということについて。一戦ごとに戦って勝点を取っていくしかない。京都を見るというよりもコンディションを整えて次の試合に向けて全員で準備していく。そうすれば最後にわれわれに幸せが訪れる可能性もあると思う。
ギラヴァンツ北九州
GK 27
田中 悠也
--前半はかなり押された展開になりましたが守り切りました。あの苦しい時間帯、ピッチの中ではどういう声かけがあったのでしょうか?ここを乗り切ればチャンスは絶対に来るから全員でまずは一つひとつを守ろう、ということを全員で共有できて、守り切ることができたと思います。 --最近はセットプレーからの失点やクロスからの失点がほとんどありません。チーム内に自信のようなものがあるのでしょうか?振り返れば確かに減少しているかな、という感覚があるくらいです。リスタートのときにもう一度集中し直してやれているからの結果だと思います。 --今日の守備は相手の1トップ2シャドーを抑えるために、中を閉めることを優先していたと思います。そういうチームの狙いがある中で田中選手は何を意識してプレーしていましたか?中を閉めるということは、当然相手は外から攻めてきて、外からの攻めはクロスが多くなり、ウィリアン リラ選手へ合わせてくるだろうというスカウティングがあったので、そこで甘いボールに対しては自分が出ていって処理をする、出ることができなかったらCBやSBに対応は任せてシュートストップ対応に集中する。その判断のところを早く、的確にすることを意識してプレーしていました。 --失点場面を振り返って反省するとしたら?あの失点場面も後半の10分以内にやられたもの。やはり試合の入り10分はしっかり割り切って相手を押し込むことを優先してやらないと、ああいうふうに相手に押し込まれて失点をしてしまう。もう一度、入りと終わりに、どういうプレーをするべきかをチームとして整理して残り4試合に臨まなければいけないと思いました。 --PKを阻止した場面について。右足で止めました。プロになって公式戦でPKを経験したのは初めてです。 --PK阻止で流れが来ると思いましたか?失点したことは仕方ないと切り替えて、次はいかに最少失点で抑えるか、そうすれば前の選手が得点を取ってくれると信じているので、PKでも自分が止めることでチームに流れを持ってこれるかもしれない、とは思いました。
FW 7
佐藤 亮
前半から自分と佐藤 颯汰選手とで背後を取りにいこうというチームの意図があり、その中で背後を取りにいく動きはできたと思うのですが、その動き出しに対するロングボールの精度や、何を目指してやるのか、ゴールに直結する動きをしたときにパスが出てこなかったということは練習の中から追求しなければいけないものの1つでありましたし、そういう中でも前半、後半としっかりチャンスを作って、そこで決め切るという部分はいまのFWには足りていない部分で、こうやって0-1で負けてしまうのはFWに責任があると思いますし、そこはもっと改善しないといけないなと思いました。 --残り4試合に向けて。今日もそうでしたが、負けられない試合がずっと続きますし、残留に向けては勝点1の獲得でも危ない状況だと思うので、残り4試合すべてで勝点3を取らないと残留は厳しいと思うので、自分を含めてチームの全員がどれだけ危機感を持って臨み、結果につなげられるか。 自分はこうして試合に出させてもらっている中で結果を出せていないというのは本当にギラヴァンツに関わる人たちに対して申し訳ないと思う気持ちが大きいので、なんとしても自分が結果を出してチームを勝たせて残留につなげる1点、2点を取らなきゃいけないし、そのための準備が必要で、もちろんこれまでもそのための準備はしてきたけれど結果がついてきていないので、もっともっとやらなきゃいけないし、チームとしても精度と結果にこだわってやっていかなきゃいけないと思います。