“田坂・栃木”ラストマッチを勝利で飾れず。琉球に逆転を許す
FC琉球
DF 3
--琉球に来て初めてキャプテンマークを巻いて出場しましたが。アップが始まる前に喜名さん(喜名 哲裕監督)が「今日は(福井)諒司にキャプテンをやってもらう」と言われました。それでその後円陣を組んだとき、いつもキャプテンが一言言って気合いを入れるという流れがあって、正直特に良いことも言えなかったんですけど、大きな声を出してみんなのエンジンをかけようと心がけました。(キャプテンを指名されて)ビックリしましたけど、これも喜名さんの優しさなのかなと思ってうれしく感じました。 --契約満了により琉球でプレーするのはこの試合で最後となりましたが、その締めくくりで先発フル出場し、勝って終えられたことについて。3年間プレーできたというのも本当にうれしいですし、沖縄に住んでいろんな人と出会って、本当に自分自身も成長できた琉球でのサッカー生活でした。その最後の試合、アウェイまでサポーターの方々がけっこう来てくれて最後まで見守ってくれて、もう琉球でプレーできないのは悲しいですけど、試合に勝った瞬間、自分はまだサッカー選手をしたいのかなとあらためて感じさせられましたし、今後どうなるか分からないですけどやっぱりサッカー楽しいなとあらためて感じました。
FW 24
--途中出場から2分後に奪った逆転ゴールについて。(エリア内で)密集した中、(風間 宏矢からのボールが)右から来たので、みんなの重心が右に傾くだろうと思い(ゴールの)左を狙って打ちました。それが相手に当たって右に入ったという形でした。1年間を戦ってきて退団する選手もいて、その中で最後チームとして勝利で終えられたことは良かったかなと思います。 --岡山から琉球に加入した自身の今季を振り返り。そこまで出場機会は多くはなかったんですけど、練習から(試合に)出たときのためにという思いはありましたし、チームも前半戦は良かったんですが後半戦に入ってからは結果がなかなかついてこなかったので、そういった修正すべきところであったり、シーズンを通して成長していくことが大事だなと感じた1年でした。
栃木SC
監督
今季は14位という結果で終わりましたが、サポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、関係者の皆さんに感謝したいと思います。そして今季の選手たち、スタッフたちにあらためて感謝したいと思います。 今日の試合についていえば、3連勝で締めくくりたかったですが、なかなか思うような展開にはならず、今季を物語っているような結果になったと思います。良いときはプレッシャーを掛けて引っかけてショートカウンターも打てていましたが、2失点したところは相手の攻撃を受けてしまっていたと思います。今季を通じて前からプレッシャーを掛けて先手をとって逃げ切るという部分で結果を残してきましたが、今日は最後のところでやられてしまい、これは来季に向けた課題になると思っています。まだまだ発展途上なので今後に期待したいと思います。 今年は正直、苦しいシーズンだったと思います。やはり4チームが降格するというプレッシャーはあったし、選手もなかなかフィットしなかったというのが正直な感想です。昨季をベースにしてステップアップしたかったのですが、昨季のベースまで至らなかったというのが感想です。その辺も含めてクラブの課題だと思いますので、また今後に期待したいと思います。皆さんにはお世話になりましたし、3年間良い勉強をさせてもらいました。また次に向けて勉強して進んでいきたいと思っています。 --同点に追いつかれた失点シーンは人数は足りていたように思いますがどう見ていますか?映像で見ていないので分かりませんが、ピッチを見ていた感覚では、われわれの守備の形が崩れてしまったと思います。確かに人数はいましたが、今季は最後の守備のところの強度が欠けているところもありました。やはりCBがサイドに引っ張り出されてしまうと失点する傾向があるので、あのシーンはわれわれの守備の形ではなかったと思います。
FC琉球
監督
まずはじめに、アウェイにもかかわらず本当に多くのサポーターが来ていただいて、選手を後押しした結果が本当にああいう逆転ゴールを奪ったと思うので、本当に遠いところでしたが選手をサポートしていただいてありがとうございました。 試合に関しては前半、思ったほど相手がプレッシャーに来なかったので、ボールは保持できて動かせたのですが、前向きなパスより後ろへパスをしたりだとか、前が空いているのにちょっと安パイなプレーが多かったので、ハーフタイムではもう少しコントロールもそうだしパスもそうだし、フリーなスペースを見つけて全体的に前へ出てプレーしようという話をしました。 その中で後半先制点を取られたのは良くないことですけど、それでもブレずにしっかりチームとしてやり切れたことがその後の2点を生んだと思うので、そこに関しては本当に選手が勇気を持ってトライしてくれたなと思います。点を取った(赤嶺)真吾だったり、鳥養(祐矢)、(上原)慎也と途中から入った選手たちもやるべきことをやってくれて、本当に全員で勝ち取った勝利だったと思います。 --喜名監督が第35節・松本戦から数えて8試合指揮した中で得た手ごたえと修正点は?まず守備は、全体でコンパクトに守備ができるようになった中で全部がベタ引きではなく、しっかり前線からプレスに行って連動して奪えることができた試合は多かったと思います。あと、攻められている時間が長い中でも最後の3分の1、ディフェンシブサードのところでの体を張ったプレーだったり、ボールに出ていく勇気だったり、その辺は本当に僕はまだ8試合しか指揮を執っていないんですけど、すごく成長できたところだと思います。 攻撃に関しては、もちろんトライする姿勢だったりは良かったんですけど、それでも少しのミスだったりパスのズレだったり、あとはゴールに向かう勇気だったりと、その辺が少し足りない部分はまだまだあると思うので、そこは来季に向けてしっかり課題として取り組んでいきたいと思います。
栃木SC
MF 33
黒﨑 隼人
--先制したあとの2失点でしたが、振り返ると。先制をして勢いがついた中で追加点を取りにいく雰囲気はありました。前に行こうとする中でほんの少しのスキを突かれたし、サイドに人数をかけられて崩されたというところはあったと思います。同点にされてしまった時間帯は前に行こうとするぶん、守備で気持ちが緩んでいたところもあったのかなと思います。 --残留を決めましたが来季に向けて何が必要だと感じていますか?やはり勝つことが非常に大事だと思っています。今日も1点を奪いましたが、勝っている状況の中でどうゲームを進めていくのかという課題はあります。いま行けるのか、行けないのか、いまはリズムがあるのか、ないのか、その判断によって結果は変わります。その辺りは来季に向けた課題だと思います。
DF 5
柳 育崇
--勝利で今季を締められなかったことについて率直な思いを聞かせてください。前半は攻められる時間帯も長かったですが、よく耐えていたし、ハーフタイムに「後半はチャンスが来るぞ」と共有しながら後半に向かっていきました。僕がゴールを決めたあと、少し緩んだところがあったかなといま振り返ると思います。それが2失点につながってしまったのだと思うし、こういう試合をいかに減らしていくのかは課題です。また来季、新たな栃木SCが始まりますが、その細部を突き詰めていければと思っています。 --先制ゴールを振り返ってもらえますか?胸トラップをしたあと、あそこらへんにボールが来たときに常にシュートを振り切るイメージは持っているんです。僕にボールが戻ってきたときにうまくファーストタッチできたことがゴールを決められた要因だと思っています。 --これで今季は全試合フルタイム出場になりました。これが達成できた要因は。まず何よりも僕を起用し続けてくれた田坂(和昭)監督に感謝しています。シーズンを通じて僕のコンディションなどが良くないときもあったのですが、そういうときも我慢して起用してくれたことで成長できたと思うし、監督には感謝しかないです。あとは体のケアは当然ですが、心のコンディションをどう整えるかは常に考えてきました。心がついてこないと良いプレーはできないし、ケガにもつながると思っています。その緊張感を切らさずにやれたことでケガなくシーズンを終えることができたかなと思っています。