今節も長谷川の出場は不透明だが、チーム全体で戦うことは変わらない。開幕に間に合わず戦列を離れていた選手たちも続々と合流しつつある。特に人材豊富な前線の競争は激しく、ここまで1ゴール1アシストの小川 航基もこの古巣戦で数字を残し、存在感を示しておきたい。小川は2019シーズンの後半に磐田から水戸に育成型期限付き移籍し、7ゴールを挙げて水戸の7位躍進に貢献した。今節に出場すればJリーグ通算100試合出場の節目となり、恩返しゴールで祝いたいところだ。
対する水戸は開幕戦がコロナ禍によって延期となり、水曜日に大分と代替試合を行っている。明治安田J2第2節、第3節をホームで連敗し、中2日で迎えたその試合を先発11人全員ターンオーバーで臨み、アウェイから勝点1を持ち帰ったことに「非常に大きな価値のあるゲームだった」と秋葉 忠宏監督も手ごたえ100%。「われわれが求めていた新しい力、新しいエネルギーを、存分に新しい選手が見せてくれた。4日後の試合で誰を使おうか迷うくらい」と、日程的な不利も感じさせない勢いを持って今節に臨んでくるだろう。
横浜FCにとって開幕3連勝は2010シーズン以来。しかし、そのシーズンはJ2第4節から5連敗を喫し、最終順位は6位に終わっている。42節の長丁場、開幕から多少の連勝をしたからといって浮かれることはできないが、まずは開幕4連勝のクラブ記録を達成したい。水戸としては1試合でも早く今季初勝利を挙げたいところ。双方ともアグレッシブなスタイルを身上とするだけに、熱戦必至だ。
[ 文:芥川 和久 ]
