群馬が正田醤油スタジアム群馬に水戸を迎え撃つ“北関東ダービー”。15位・群馬と17位・水戸の勝点差はわずかに『1』で、両者ともに負けられないバトルとなる。
群馬は2連敗中で、攻守の歯車が狂い始めている。大槻 毅監督が今季就任し、開幕5試合は堅守を武器に決死の戦いを見せて勝点を積み上げてきた。だが、前々節・新潟戦、前節・長崎戦は2試合連続の3失点で連敗を喫した。相手の攻撃力が高かったことも事実だが、ミスや強度不足から失点を重ねている。水戸戦はミスが続く左サイドの守備修正が課題となりそうだ。大槻監督は2000年から2002年に水戸でコーチを務めたキャリアを持つ。
対する水戸は元群馬の秋葉 忠宏監督が指揮を執り、今季で3シーズン目。2020年は9位、昨季は10位と結果を残してきたが、今季は開幕4戦までに1分3敗と苦しんだ。明治安田J2第5節・琉球戦で今季初勝利を挙げると、続く前々節・熊本戦でも勝利して2連勝。しかし、前節は栃木に0-1で惜敗し、群馬戦を迎える。水戸にとって“北関東ダービー”連敗は許されないため、覚悟を持って上州の地へ乗り込んでくることだろう。
連敗中の群馬は守備強度を再構築できるかがポイント。ゲームは群馬の盾と水戸の矛がぶつかり合う展開となることが予想される。大槻監督は「もし本当にダービーの重みがあるのであれば、僕が何かを言うよりも、選手が感じているのではないか」と語る。群馬と水戸の試合は3日14時キックオフとなる。
[ 文:伊藤 寿学 ]