2017年以来の対戦となる甲府と仙台。甲府は開幕前に新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けた選手が5人出たことで、キャンプの流れをつなげることができなかった。仙台は3月下旬に「トップチーム関係者に陽性判定」というリリースがあり、台所事情は厳しかったであろう前々節・町田戦、前節・大分戦で連敗を喫した。新型コロナウイルス感染症を防止することは、ケガ人を確実に防ぐことと同じくらい難しいことではあるが、感染者や濃厚接触者が複数名に及ぶとチーム運営が難しくなる。
今節、仙台は離脱していた選手が復帰してくるのではないかと思われるが、甲府は新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けた選手のコンディションがようやく戻ったものの、ケガによる離脱者が増加気味。3連戦の最後は新たにチャンスを与えられる選手が出てくる可能性もある。
甲府の吉田 達磨監督は「(離脱者が出ても)仙台はメチャクチャになっていない。大分は強いチームだし、サッカーをし合って負けた印象。仙台はJ1にいたチームなので要所にうまい選手がいる。遠藤 康などはうまいし、慌てていない。(降格組との対戦は)大分、横浜FCに続いて3試合目となるが、われわれはホームでまだ勝っていないので、勝つことが大事」とホームで勝つ姿を見せることを強く意識して迎え撃つ。台所事情については離脱した選手を心配しつつ、「戦える選手で戦う」という受け止め方で悲壮感はない。現在は20位と下位にいるが選手も自信を失っておらず、今季初の無失点だった前節・秋田戦から右肩上がりの流れを作り、ホーム初勝利を奪い取りたい。
[ 文:マツオ ジュン ]