そして今節に向けて秋葉監督は「その勝点1の価値をより大きなものにするために大事な試合になる」と力を込めた。
いかに相手ゴールに迫る回数を増やせるかが今節の最大のポイントだ。金沢戦は安定した守備を披露し、セットプレー以外はほとんど相手にチャンスを作らせなかった。さらにチームとして勢いを出すためにも、ボールを奪う位置を高くし、カウンターを仕掛ける回数を増やさなければならない。徳島のパスワークを封じて、水戸の強みであるカウンターを発動させられるかが勝負のカギを握っている。
そして、セットプレーの守備の修正も急務だ。前節CKから喫した失点は明治安田J2第7節・栃木戦と同じ形だっただけに、「多少なりとも変えないといけない」と秋葉監督。どのようにテコ入れするかは今節の結果だけでなく、今後の水戸を左右することになりそうだ。
徳島にとっても浮上へのきっかけをつかみたい一戦だ。前節・大分戦で今季初黒星。いまだわずか1勝と波に乗ることができていない。その原因は4試合ノーゴールの得点力不足にある。チームとして攻撃の形は作れているだけに、今節こそゴールを決めて勝利を手にしたいところ。13日に行われたJリーグYBCルヴァンカップBグループ第4節・清水戦で4得点を挙げて勝利した勢いをつなげたい。
現状の課題を克服して、勝利を手にするのはどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]