しかし、水戸としてはホームで昇格を決められるわけにはいかないという意地がある。そして、目標である過去最高順位を目指すためにも、首位チームを撃破して、リーグ最終盤にはずみをつけたいところ。高いモチベーションを持って、徳島を迎える。
現在、両チームの総得点は『66』で、リーグトップで並んでいる。リーグ最強の攻撃がぶつかり合う激戦となることが予想される。積み上げてきた攻撃をより発揮したチームが勝利に近づくこととなる。
鋭い刃を突きつけ合いながら進む一戦。だからこそ、守備でスキを見せないことが重要となる。特にリーグ最多得点ながらも3番目に多い失点を喫している水戸は守備の引き締めが必要。徳島の攻撃を封じ込めながら、自分たちの流れに持っていきたい。
思い出したいのは前回対戦。徳島のホームで行われた一戦、水戸は中盤でのタイトなプレスで徳島のパスワークを封じ込めてリズムをつかみ、2-1で勝利を収めた。今節も前回対戦同様、球際や攻守の切り替え、運動量で上回ることが勝利の条件となることだろう。5連戦の5戦目でコンディション的に厳しい状況とはいえ、あらゆる局面の強度で圧倒したい。
水戸の勢いに呑まれることなく、冷静に試合を進めることが徳島にとっては重要となるだろう。緊張感の高まる一戦で自分たちの力を出し切り、次のステージに向かう扉を切り拓くことができるか。
[ 文:佐藤 拓也 ]