「苦しい時期はどのシーズンもあった。ポジティブに練習もやっているし、あまり心配してはいない」 1試合前で見えた課題を少しずつ修正している姿もある。90分という時間を考えて、「状況を見て、ボールを持つところは持つということをしたい」(森田)。また、「シュートが少なくなっているので、積極的に打ちたい」とは河村 慶人の弁。アグレッシブに、そして頭は冷静に。守備でもしっかりと耐えるところは耐える。これが勝利への道になるだろう。新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出て療養中だった堀 孝史監督も、順調にいけば復帰となる。
対する仙台は明治安田J2第11節で勝利を収め、2位に浮上。3連勝中で、2位から7位まで順位を下げている東京Vとは違い、好調だ。富樫 敬真ら前線も充実しており、古巣戦となる若狭 大志らが構える守備陣も安定してきている。首位に浮上する可能性もある今節で狙うのは4連勝のみだ 。
今節は「日本とインドネシアがサッカーを通じて交流する日」として、『インドネシアフェス』も開催される。今季、インドネシア代表のアルハンが加入した東京Vが力を入れた企画で、多数のインドネシア国籍の方の来場も見込まれる。森田は「まずは負けられないし、それだけではなくてインドネシアの方々や見に来てくれた人に面白い、しかも強いヴェルディの姿を見せられたらいい。そうすれば、インドネシアの方もJリーグへの興味が上がる」と語った。イベントも含めて、注目の一戦だ。
[ 文:田中 直希 ]
