最終ラインのフィード力が試合の決め手に。横浜FCが6試合ぶりの勝利
横浜FC
監督
ひさびさに勝つことができて、正直ホッとしているのが率直な気持ちです。サポーターに対しても、モヤモヤするようなゲームが続いていたと思うので、勝点3という形でホームのたくさんの応援をしてくださる方に勝利を届けることができて、非常にうれしく思っています。 ゲームに関しては、徳島が攻守に非常に組織的であることと、守備で失点が非常に少ないチームだということで、自分たちが攻撃でやってきた一部分だけでなくて総合力が問われる、ここまでやってきたことがどれだけ出せるかというところでした。まだまだパーフェクトではないですけど、相手がプレッシャーを掛けてきたときにある程度はがすことができたり、下がられたときもチャンスを作れたりと、ここ数試合に比べるとチャンスを作ることができ、そこから2点を取れたことは良かった。 守備においても、前から行くだけでなくて、落とすところは落として守る使い分け、試合の中での状況判断が今日の試合ではピッチの中で声をかけ合いながらできていた。非常に収穫の多いゲームになったと思います。 ただ、2-0のまま終われば、もしくは追加点を取って3-0で終われればさらに良かったですけど、最後の最後で失点してしまって、比較的に狙い通りのゲームができた中で2-1にしてしまった。得失点差にこだわってやらなければいけないということを考えてももったいないし、今日の試合内容を考えても、それを反映させた結果になっていない。そこはしっかり反省して、終盤の失点が続いているので、改善していきたい。 --試合をクローズするところで、今日は1点返されてしまった。もう1点取るのか、逃げ切るのか、意思統一はどうでしたか?そこは日本人の良くないところで、ゼロか10かではないと思う。時間帯によっても違うので。残り15分と、10分と、5分と、アディショナルタイム、そこをしっかり感じながら選手がプレーすることが大事になる。ただ、アディショナルタイムになったのであれば、失点はもう絶対にしないということが大事で、その中で失点をしたことが反省点です。ただ、逃げ切るというようなイメージとして、ゲーム展開は非常に良かったと思います。あの一場面だけ、なぜ失点してしまったのか、しっかり分析して改善していきたい。
徳島ヴォルティス
監督
両チームにとって素晴らしい、きっ抗した試合になりました。その中でわれわれもしっかりチャンスを探りながら戦ったが、横浜FCも決定機をしっかり決め切ったというところだと思います。オープンな展開になりましたが、選手たちはしっかり対応してくれましたし、良い試合ができたと私自身は思っています。 --前半は1トップ、後半は2トップの形に変えた狙いは?本当に悔しい結果となりましたが、前半はしっかりプレスが効いて良い形で進められていた。後半は相手陣内でもっとしっかり支配したいと思いました。櫻井(辰徳)選手が抑えられていたので、そこを修正しました。最終ラインを3枚にして、そこからの持ち運び、ビルドアップをしたくて、右肩上がりの形に展開して、それに伴って2トップになるよう修正しました。後半は、一美(和成)、(ムシャガ)バケンガを投入してそこからひっくり返そうと思いましたが、こういう結果になりました。
横浜FC
DF 5
ガブリエウ
長い間ゲームから離れていましたが、また戻ってこられて、メディカルスタッフやコーチングスタッフ、クラブのすべての人に感謝したいと思います。しかも勝利ということで、素晴らしい復帰戦になったと思います。個人のパフォーマンスは、まだまだ成長の余地があると思っています。まだ復帰して最初の試合なので、これからどんどん試合勘も戻して向上していきたい。今日はまた新たなスタートということで、良かったと思う。 --ゴール場面を振り返ってください。この1週間、良い準備をしてきました。CKで自分の動き方にも指示がありました。しかも(手塚)康平という素晴らしいキッカーからのボールで、狙いどおりのゴールでした。皆さんに感謝したいと思います。
FW 15
伊藤 翔
--6試合ぶりの勝利になりましたが?苦しいときにどういう人間か、どういうプレーヤーかというのが試される。今日はチーム全員、(自分の持っているものを)出せたと思うし、それが結果につながって、まずはホッとしているというのが一番です。 --ゴール場面を振り返ってください。直前でクロスのコースが変わりましたが?腸腰筋を働かせました(笑)。筋肉を働かせて、頑張って足を止めました。自分のタイミングじゃなかったんで、なんとかゴールのほうに飛ばそうと思って、(足のインパクト部分で)面を作って飛ばせたので良かったです。小川(航基)選手が触ったことによって、相手のGKのタイミングもズレていたので、それはケガの功名みたいな感じですけど、何にせよ勝利につながるゴールだったので良かったです。 --今日はJリーグが始まって30年目の日ですが、当時のことを覚えていますか?覚えています。サッカーを始めた年にJリーグが始まりました。だから僕のサッカーの歩みはJリーグとともにあります。それを見てプロサッカー選手になりたいと思ったし、くしくも開幕したその日にゴールを決められて、「Jリーグを作ってくれてありがとうございます」という気持ちです。そこから日本代表もそうですし、日本人選手もうまくなって、強くなった。僕らは最初からいなかったんで、作ってくれた人の上に乗っからせてもらっている立場だけど、僕らもそうだし、僕らの下の世代がどんどん紡いでいければなと思います。