延期となっていた明治安田J2第15節・岩手戦を18日に戦った大宮であったが、ふがいない内容で敗戦。4戦負けなしと上向きのチーム状態で挑んだはずだったが、前半から全体のパフォーマンスが上がらずに攻めあぐねると、75分以降は押し込まれる展開が続き、ついにアディショナルタイムに失点。勝点を積み上げることができなかった。
ショッキングな敗戦から中2日で挑むのは、首位・仙台とのゲーム。立場や状況を踏まえると難しい展開になることが予想されるが、ここでズルズルといってしまうようでは開幕直後の状態に逆戻りしてしまう。「僕らは目の前の相手と戦うだけ。まして、ホームゲームだから疲れていることは言い訳せずに戦っていきたい」と話したのは霜田 正浩監督。せっかく浮上の兆しが見えてきた中で流れを断ち切ってしまうのか、踏ん張るのか。大宮としては首位相手に真価が問われる90分になりそうだ。
対する仙台はリーグ10勝一番乗りで首位に浮上。すでに4敗を喫しており、最多の連勝も『3』と圧倒的な強さを見せているわけではないが、ゲーム運びの部分などの安定感は抜群で、いま最も勢いに乗っているチームと言っていいだろう。
また、原崎 政人監督にとって大宮は、選手と指導者として在籍した思い出のあるクラブ。監督の立場としてNACK5スタジアム大宮に戻るのは初めてのことで、期する思いはあるだろう。指揮官のためにもここでしっかりと勝点3を積み上げ、このまま首位を走り続けたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

