前節の群馬戦を0-1で落とした岡山は、1週間の準備期間で攻撃面の改善を図ってきた。木山 隆之監督は2試合連続無得点のチームについて、こう語っている。
「ひと言で言えば、点を取れる場所にしっかりと入っていき、その場所にボールを送っていくこと。その意欲が出し手も受け手も足りない。(前々節・)千葉戦はそこまでもほとんど行けなかったけど、群馬戦はその手前まで行っている。だけど、そこからの意欲が足りなかった」 ゴールに向かっていく意欲を引き出すために指揮官がミーティングとトレーニングを行い、その上でメンバーを選考して臨む今節はどんなパフォーマンスを見せることができるのか。アグレッシブにゴールを目指していく姿を期待したい。
一方の大分は前節の熊本戦を1-2で落としたあと、18日にJリーグYBCルヴァンカップAグループ第6節・C大阪戦を戦って3-3のドローで引き分けた。試合後に下平 隆宏監督が「結果は3-3と引き分けだったが、非常に内容があり、躍動感のあるゲームだった。このチームの未来も見えたようなゲームだったと思う」と振り返っており、チームに活力が満ちた状態で岡山に乗り込んでいくことができるだろう。
昭和電工ドーム大分でC大阪を相手に若い選手たちが躍動した中で、渡邉 新太が2カ月ぶりの得点を挙げ、サムエルが来日初得点をゲットしたことも明るい材料。リーグ戦ではここまで複数得点を奪った試合が4試合だったが、今節は前線に新たなパワーを加えていくことができそうだ。
[ 文:寺田 弘幸 ]
