大分にとってはJリーグYBCルヴァンカップと天皇杯を含む7連戦の4戦目。今季初戦となった明治安田J2第2節からの11連戦、その後の9連戦に続いての過密日程で、蓄積疲労と負傷者多発に苦しみながら、過酷なシーズンを戦っている。前節はアウェイで岡山と戦い、多くの決定機を築きながらいずれも仕留め切れずに0-1で敗れ、これでリーグ戦4試合白星なしとなった。その試合で高畑 奎汰と伊東 幸敏の両SBが負傷交代しており、台所事情はさらに厳しさを増している。井上 健太と藤本 一輝のプロ2年目コンビが調子を上げたことで戦術オプションの幅は広がったが、もとよりSBの層が厚くないところもあり、特徴的な戦術を誇る秋田に対して、どういうメンバーでどう戦うかが注目される。
一方の秋田は、天皇杯を含む5連戦の2戦目。第14節からは琉球、横浜FC、千葉に3連勝し、前節は東京Vと引き分けて4戦負けなしとなっている。屈強さやスピードを武器にする長身FWにボールを集めるシンプルにして力強いスタイルには多くの対戦相手が手を焼く上に、前節は3点を追う状況から65分、73分、90分とセットプレー絡みで立て続けに得点し、引き分けに持ち込むという強さも披露した。
好調の秋田は、チーム状態の良くない大分にとっては手ごわい相手だ。加えて、ホームでは第9節の徳島戦(1○0)以来勝利がなく、これ以上は譲れないという状態だ。まずは迎えた決定機を仕留めることに集中し、相手より多くネットを揺らしたい。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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