ホーム連戦となる長崎は前節、山形と対戦。早い段階で先制を許す苦しい立ち上がりとなったが、前半のうちにエジガル ジュニオのスーパーミドルで同点に。二見 宏志が負傷した影響で後半は本職のCBを欠き、本来はボランチの鍬先 祐弥がCBとしてプレー。その影響を感じさせずに攻め立てたが、得点は生まれず。ファビオ カリーレ監督のホーム初陣は引き分けに終わった。
対する岩手は前節、ホームで琉球との残留争い直接対決に臨んだ。序盤から主導権を握ったが、37分にセットプレーから琉球にワンチャンスをモノにされる。後半も攻勢をかけたが、リードを得て、リスクを避ける戦い方を徹底する相手の前に最後までゴールを奪うことができず。無敗記録は『6』でストップした。
長崎にとって気がかりなのはCBの台所事情だ。ケガ人が相次ぎ苦しいやり繰りを強いられていた中で前節は二見が負傷。これで開幕から負傷なく過ごしているCBは村松 航太のみになってしまった。セットプレーで強さを出せる岩手に対して、離脱しているCB陣がどれだけ戻ってこられるか。ファビオ カリーレ監督は頭を悩ませることになりそうだ。
岩手にとって長崎は、前回対戦で7分までに2失点、49分までに合計4失点を喫し、大敗を味わわされた相手。リベンジへの思いは強いはずだ。秋田 豊監督も「前回4点決められているので、しっかり守備から入りながら勝点を取れるようにやっていきたい」と話す。
長崎のファビオ カリーレ監督体制ホーム初勝利か。岩手のリベンジ達成か。気持ちのこもった熱戦に期待したい。
[ 文:杉山 文宣 ]