チーム状況が対照的な両チームがNACK5スタジアム大宮で顔を合わせる。21位と降格圏に沈む大宮が首位に立つ横浜FCを迎える 大宮は長いトンネルから脱出するための光を見つけることができていない状態である。相馬 直樹監督への交代を決断して2カ月が経つが、それによってポジティブな効果はほとんど生まれておらず、依然として降格圏に低迷。ライバルクラブが少しずつ勝点を積み上げ始めている中、新体制でつかんだ勝点は11試合でわずか『8』。苦しい戦いが続いている。
その中、新しくチームキャプテンに就任した富山 貴光は「誰が悪いではなく、いまの結果は自分たちが招いたもの」と受け入れ、「ここからは本当にどれだけやれるか。それは自分たち次第」と前を向く。そして、今節を含めた残り13試合に向けては「勝ちたい気持ちだったり、1対1で目の前の選手に負けたくないという気持ちだったり、そういうことが大事になってくる」と強調した。
首位を迎えての一戦。ここで相馬体制でのホーム初勝利をつかみ、流れを変えたい。
対する横浜FCは1年でのJ1復帰に向けて順調な戦いぶりを見せている。
前節は岩手の術中にハマり、ホームで0-3の完敗を喫したが、きっちりと首位をキープ。昇格に向けて優位な立場にいることは変わらない。今季、連敗は一度しかなく、シーズンを通した安定感はトップクラス。前節の反省を生かし、この試合にもしっかりと切り替えてくるだろう。
開幕戦で対戦したときとはお互いにサッカーのスタイルは多かれ少なかれ変化しており、よりシンプルな攻防が繰り広げられることになりそうだ。残留と昇格。目指すものは違えど両チームともに勝点3が必要なだけに、熱いバトルとなりそうだ。
[ 文:須賀 大輔 ]