杉山の2ゴールを守り切った熊本。一方の栃木は5試合ぶりの黒星
栃木SC
--前半をどう見ていたか。熊本さんがマンツーマンでタイトにプレスを掛けてきていて、自分が入ったときは1つ飛ばすようなボールを入れるとチャンスになるんじゃないかと、入ったときの役割を整理して見ていました。 --交代時の指示は。苦しい時間帯が続いていたので、「前で時間を作って、シンプルにはたいてゴール前に入っていけ」ということでした。ロングボールが入ったときは自分のプレーが出せましたが、相手のサッカーに付き合ってしまった部分があって、なかなかボールを引き出せずに終わってしまいました。 --得点へと結びつけるために必要なことは。シュートがなかったので、ゴール前で受けたときにもっと自分でシュートまで持っていけるようなプレーを増やしていかないといけないと思います。自分に求められるのは、流れを変えたり、一発決めることだと思うので、そこはブラさず、チームの勝利を決められるようなゴールを目指して、練習からやっていきたいと思います。
DF 15
熊本のポゼッションに対してなるべく前から奪いにいって、そこから攻撃につなげるイメージでした。入りは良い形でしたが、そこから熊本にうまくかわされて、無理に行って背後を突かれるという形だったので、熊本のやりたいことをうまくやられて、前半に決められた感じがあります。 --2つの失点について。1失点目も、僕と福森(健太)くんで受け渡しはできたんですけど、あそこは縦に行かせないといけなかったです。GKとディフェンスラインとも話をしたので、修正しないといけないところです。簡単にゴール前まで持っていかれすぎたことが原因だと感じます。 --後半は最終ラインを4枚に変えて修正できたでしょうか。4バックにするとある程度前から行けますし、それで自分たちの時間も増やせたと思いますが、ゴール前に行くまでの精度や、ゴール前の精度が低かったですし、そこはまだまだ足りないなと感じました。
ロアッソ熊本
監督
3年ぶりの声出し応援ということで、サポーターの皆さんに本当に大きな力を頂いたと思います。ありがとうございます。またぜひ、スタジアムに足を運んでいただいて、われわれの後押しをしてください。よろしくお願いします。本当に今日はありがとうございました。ゲームは前半に2点取れて、後半にもう1点という気持ちでいましたけれど、なかなか取れませんでした。ただ、最後までバタバタせずに試合を終われたのは良かったと思います。また次の試合がすぐ来ますので、しっかり準備したいと思います。 --杉山 直宏選手の2得点について。シュート練習はいつもやっていますので、その形通りだと思います。思い切りもいいし、シュートのテクニックは持ってますんで、うまく自分の力を発揮してくれたと思います。 --前節のあとで言われていた、動かすテンポやサポートについてはいかがでしょうか。ゲームを見れば分かる通りで、修正というよりも自分たちが持っているものを出してくれたということだけですね。
栃木SC
監督
熊本までたくさんのサポーターに来ていただいたにもかかわらず、勝点を届けることができなくて、悔しい思いで帰らせることを申し訳なく思います。勝点を取るために来ましたし、プレーオフ圏の熊本さんと勝点差を縮めたい、そういう意味でもすごく重要なゲームと位置づけていましたが、一言で言えば熊本さんの強さに脱帽というか、攻守において足が止まらず、タフでうまくて強いチームを継続して作っているなと。昨年、福島でも対戦して、あらためて積み上がっていることを感じたので、栃木SCも今日の試合を糧に強くなったと思えるように今後やっていきたいと思います。 --後半、4バックに変えた狙いは。負けている状況ですし、熊本さんのボールを動かすことに対応する術として、前の枚数を1枚増やしたというのがあります。奪ったときに前に選手が多いぶん、得点の可能性を感じた部分はありますけど、ボールを奪うというところではあまり状況は変わらなかったかなと思います。 --2失点も含めた守備について。杉山(直宏)選手の特徴は分かっていましたが、やられてしまった。あの時間帯、ボールに寄せたらはたかれて逆を突かれる、守備のテンポをズラされる。そういう時間帯に決められたゴールで、ダメージは大きかったと思います。
ロアッソ熊本
FW 18
杉山 直宏
--得点場面について聞かせてください。今まではああいう場面で力んでしまっていたのが、うまく力が抜けてきている感覚があって、結果につながったと思います。ウイングバックが出てきた背後を狙おうという意識があったので、そこを狙いつつ、足元で受けて、あの場面はシュートを打ち切れたのが良かったと思います。 --2点目のコンビネーションも良いテンポで、シュートを打てる場所まで入っていけた。出してから止まらないプレーをできたのが良かったと思います。試合だけでなく、練習から、大木さん(大木 武監督)には「出したあとに止まるな」と言われていますし、そこがしっかり染みついてできたことが得点につながったと思います。 --前節の修正もしっかりできた感じでしょうか。そうですね。前節はシュートが少なかったので、みんなシュートの意識は持っていたと思いますし、それがゴールにつながったと思います。
DF 5
菅田 真啓
--無失点での勝利です。個人的にはかぶるシーンも多かったので、ワンテンポ遅らせたり、飛ぶのを少し待っても良かったかなとも感じるので、これをしっかり次に生かせたらと思います。 --ビルドアップに関しては。立ち上がりに3本くらい自分のミスもあったので、そこはなくさないといけないです。自分的に少しやりにくい部分もあって、そこは受けてもらう選手にも指示するというか、共有していくとミスも減るのかなと思います。 --それでも、連敗せずに踏みとどまった点について。ハーフタイムで切り替えられたのが良かったです。それを次は前半から集中力を欠くことなくやっていかないといけないので、これをまた継続していけたらと思います。