横浜FCは台風8号の影響で延期となった前節・群馬戦を早くも16日に開催し、前半にサウロ ミネイロが挙げた虎の子の1点を守り切って、勝点3を手にした。予定どおり、13日に試合をした岡山とは日程上の不利はあるが、岩武 克弥、イサカ ゼインをメンバー外、ハイネルを終盤までベンチに温存と、パフォーマンスを落としていた選手たちに休養を与えており、移動なしで戦えるアドバンテージもある。
迎撃態勢は十分、と言いたいところだが、群馬戦で先制点を奪ったサウロ ミネイロが前半のうちに負傷交代のアクシデント。今節の出場は難しいだろう。1トップに入るであろう得点ランキングトップのエース・小川 航基、前節でスタメンに復帰してゴールをアシストした長谷川 竜也ら攻撃陣と、前節では3バックの中央を任されたガブリエウ、岩武ら守備陣のさらなる奮起がカギになる。
岡山は前節、2つのPKとCKから得点を奪い、山口に3-2で競り勝った。前回対戦同様に、ミッチェル デュークの高さは横浜FCを苦しめるだろう。14ゴールで小川を追う得点ランキング2位のチアゴ アウベスは、前回対戦でPKを決めている。チアゴ アウベスの14ゴールのうちPKでの得点は5ゴールを数え、岡山の総得点の半数近くがセットプレーによるものだ。その強みを発揮して、堅い試合運びに持ち込みたい。
ただし、2CBの一角として堅守に貢献し、セットプレーから3ゴールを挙げている柳 育崇が累積警告で出場停止。代役は濱田 水輝と見られるが、今季は先発わずか1試合、途中出場5試合で合計出場時間129分と、試合勘およびヨルディ バイスとのコンビネーションに不安を残す。
ともに重要な選手を欠いて戦う、自動昇格圏争いの行方を占う大一番。チームの総合力が試されることになる。
[ 文:芥川 和久 ]
