水戸は11勝10分11敗の勝点43で12位。前節の琉球戦はスコアレスドローに終わったが、もともとは攻撃性が武器のチーム。今節は再び攻撃力を発揮し、2戦ぶりの勝利を目指す。
水戸はドリブラー・椿 直起や突進力のある安藤 瑞季といった、前へ進む力の高い選手を多く擁する。彼らにボールを供給する前田 椋介、高さと速さを兼備するフィニッシャー・木下 康介が作る見せ場にも注目。また、前節に途中出場したテクニシャン・金久保 順は元仙台だ。
仙台は16勝7分10敗の勝点55で4位。3連敗を喫し、苦しい状態にある。自動昇格圏から大きく離れてしまった状態からはい上がれるのか、この終盤戦で試練を迎えているところだ。
仙台もまた攻撃性が特長で、総得点62はリーグトップ。だが、ここ2戦は無得点と不振に陥っており、この水戸戦で復活を期す。中島 元彦のミドルシュートや、遠藤 康の緩急をつけたキープにパス、名倉 巧の軽快なドリブルといった武器をうまく組み合わせたい。チームトップの12ゴールを多彩なパターンで決めている中山 仁斗が元水戸ということも注目点だ。
前回対戦は明治安田J2第2節。攻撃性の高いチーム同士らしい点の取り合いになり、仙台が3-2で勝利した。今回も攻め合いが期待できる。
なお、この試合からユアテックスタジアム仙台では声出し応援が一部で実施される。2020年のJ1第1節以来となる声が響くスタジアムの雰囲気も合わせて、楽しみたい一戦だ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


