前節は1-2のビハインドから、90+6分にブレンネルがラストプレーで同点ゴールをマークして、なんとか勝点1を手にした。2ゴールを奪った一方、守備ではミスや軽いプレーが失点に直結している状況は改善されていない。中村 太亮も試合後、「危機感がないというか、残留のため、あんな軽いプレーは絶対になくさなければいけない」と振り返った。残留へ向けて状況は依然として厳しいが、この勝点1を意味のあるものにできるかどうかは今節を含む残り3試合にかかっている。
対するは3連勝中と波に乗る東京V。前節・仙台戦は終盤に2ゴールを決めて勝点3を手にした。前々節・山形戦に続いて2試合連続クリーンシートを達成し、攻撃陣でも阪野 豊史が直近の4試合・出場時間81分で3ゴールと決定力を見せつけている。守備が安定し、攻撃でも勝負強さを発揮するなど、よりバランスの良いチームにアップデートされている印象だ。
残留を争うチームの結果も影響するが、岩手にとってはまず自分たちで現状を打破する試合を見せられるかどうか。奇跡の逆転残留へ、勝点3という結果のみが求められる試合となる。
[ 文:髙橋 拓磨 ]