リーグ戦は残り3節。甲府が、2位・横浜FCを勝点差8で追う岡山をホームに迎える。岡山は前節、アウェイで金沢に先制されるも追いつき、逆転の可能性を見せていたが、速いクロスに対してヨルディ バイスが不運のミスキックでオウンゴール。終盤にもクロスからファーで嶋田 慎太郎に決められて、1-3で敗れた。この結果、実質的にJ1参入プレーオフからの昇格を目指すことになるが、3位でフィニッシュすれば、決定戦へ勝ち上がるまでは有利に働くため(引き分け以上で勝ち上がり)、5ポイント差の4位・熊本が追走をあきらめるような勝利を挙げたい。
5日の天皇杯準決勝で鹿島を1-0で破った甲府は、中3日でコンディション的には不利だが、アドレナリンが出まくったあとの今節は自信と勢いを持って挑む。ただ、リーグ戦は6連敗中で、残留はほぼ確定と言いたいけれど、確定はしていない。“天皇杯勝利の流れをリーグ戦につなげたい”と臨んできたが、天皇杯の次のリーグ戦はここまで1分3敗と未勝利。120分戦った天皇杯準々決勝・福岡戦のあとは移動もあった中2日の明治安田J2第35節・大宮戦で、オールメンバーチェンジができずに疲労感がある選手を使い、0-3で大敗。続く中3日の第36節・新潟戦にも1-2で敗れて、連敗の流れが続いた。
今節は勝点1で実質的な自力残留が決まる試合なので、3位・岡山相手に負けることは避けたい。天皇杯決勝進出の自信と鹿島戦同様のハードワークで、開幕戦で1-4と大敗した岡山に借りを返すことができるか。
[ 文:マツオ ジュン ]