両者チャンスはあったものの、決め切れずスコアレスドロー
東京ヴェルディ
監督
前回の試合の課題である、回収力というところは今回のポイントの1つだった。特に前半、林(尚輝)のところで回収してくれた。チームとして課題に取り組んでやってくれた。失点ゼロで抑えられたのはその証で、そこは良かったが、得点のところはわれわれのいまもっている課題であり、セットプレーを含めてチャンスはあったが、ペナルティーエリアに入る量をもっと増やさないといけない。その質も意識しつつ、量を増やすことをもっとやっていかないといけない。オープンになったときに交代選手のところのエネルギッシュさ、特長を出すチームになるところではもうワンランク上げていかないといけない。局面でのパワーとの戦いでまず勝たないとチームを助けられない。次の試合でクリアしたい。サポーターも得点を望んでいたと思うし、彼らと喜び合う時間をとれなかったことは悔しかったです。 --後半10分、あまり攻められなかった部分の課題について。ざっくりいうと、前半は一進一退と認識しているが、後半25分まではわれわれが得点を奪える雰囲気があったと思う。ペナルティーエリア周辺でプレーして、中に入っていってくれた。その25分までで点を取りたかったというのも1つある。相手は交代選手を駆使して、パワフルなサッカーをしてきた中で、われわれらしくゴールをこじ開けていくかというところに関しては、最後の10分の印象は、ちょっと押され気味だった。俯瞰してみれば、意外とその時間は多くなかった。最後の10分、どちらのサイドかというと、自陣での時間が長かったのは、大いに反省しないといけないし、明確な課題。特長を出すためにも局面で勝たないといけない。早急に改善していきたいと思います。
ヴァンフォーレ甲府
監督
立ち上がりは良かったが、ヴェルディを相手になかなか良い時間がなかった。そこを取り戻すために時間がかかった前半だった。それでも失点ゼロで戻ってこられた。良いところと悪いところが出た。奪ってから失う回数もあり、準備の遅さというのは修正しようというところで立ち位置を変えようとした。後半の立ち上がりはうまくいっていなかったが、選手を代えながら、あるいは背後への動きを入れながら、中盤も下りてくるところで後半は持ち直せたかなと。ただゴールを割れなかったので良しとせずに、ポジティブに勝点1を捉えて次に向けて準備したい。 --試合前でアクシデントがあったのか、その影響について。本来ならば(長谷川)元希を真ん中に置きたいのというのはあるが、サイドで起点を作るためには、彼が必要だった。サンペー(三平 和司)を真ん中に置いて(ピーター)ウタカとうまく守備をして、起点になるところで彼らの配置になった。メンバーも代えながらやっていた。 --ビルドアップでなかなか前進できなかったことについて。少し工夫は必要だと思う。ゲームの前にしっかり伝えたが、東京Vの圧力をCBが感じた。サポートの判断など少し遅かった。
東京ヴェルディ
MF 8
齋藤 功佑
FWのシュート回数がシンプルに少ない。ビルドアップでも相手を動かせていなかった。相手に限定されたサイドでプレーしていたところもあった。個人として突破していくことはあったけれど……。またセットプレーでチャンスがあると思ってやってきたし、そうなりかけたところはあったので、もっとクオリティーを上げていきたい。攻撃では、ただシュートを打てばいいのではなくて、アイディアとクオリティーを高めていかないといけない。強引さも必要かなと思っている。アバウトに前線に当てて、セカンドを拾うことがあってもいい。攻撃の幅を広げていくことは大事だと思う。チームとして、ポジションや立ち位置について理解していながら、いま自分としてはやれている。中盤では自信を持ってアベレージの部分は出せているが、もっとゴール前のクオリティーを高めていけるか。仲間とのコンビネーションも高めていきたい。
DF 5
平 智広
失点ゼロだったのは良かった。(ピーター)ウタカに良い状況でボールが入れば、周りの動きも速い。前半、相手につかまれる中でパスを回していたのがあったので、そこを修正して、マークを迷わせるような立ち位置を取れはじめた。そこで優位に立つことはできた。ただ、最後は全体的に運動量も落ちて、シンプルなロングボールが増えた。そこでセカンドボールを拾えず、相手のセットプレーなどで守る時間が長くなった。セットプレーがチャンスと思っていたので、決められずに悔しい。堅い試合は多くなっている。守備でどうしてもエネルギーを使い過ぎているので、攻撃でリズムが出ていない。もっとペナルティーエリア内に入る回数を増やさないと、脅威になっていかない。
DF 16
山越 康平
相手はカウンターのチーム。起点を作らせないように意識していた。三平 和司選手はクロスへの入り方がうまいし、ピーター ウタカ選手は1人で点を取る力がある。無失点は最低限。ホームなので勝点2を失ったという感想。セットプレーも多かったし、チャンスも多かった。そこで取れていれば良かった。途中からはみんなが良い立ち位置を取ってくれて、つなげられる場面が多くなった。うまく数的優位を作って運ぶことができていた。