清水は公式戦9連戦のスタートとなった26日のJリーグYBCルヴァンカップBグループ第2節・浦和戦で粘りの試合を見せた。前半はゼ リカルド監督が「プレスのタイミングが合わず苦労した」と言うように、ほぼボールを握ることができず1失点を喫したが、そのあとに粘りを見せると、71分にベンジャミン コロリのゴールで同点に。その後も攻め続け、ほぼレギュラーメンバーの浦和を追い詰めた。勝利はできなかったが、「悪い結果ではない」と指揮官も手ごたえをつかんだ中、ホームでリーグ戦今季初勝利を懸けて戦うことになる。
一方の群馬は前節、ホームで仙台と対戦した。34分に1本のパスで裏を取られ、山田 寛人の折り返しを郷家 友太に決められてしまう。後半は盛り返してチャンスを作ると、57分に佐藤 亮のクロスを、後ろから走り込んできた内田 達也が頭で合わせて同点に。しかし、73分にCKでキム テヒョンをフリーにしてしまい、遠藤 康のキックから勝ち越しゴールを許した。
大槻 毅監督は試合後に「相手のキックも良かったし、ちょっとの差を埋める作業をしていく」とコメント。群馬はここまでの6失点中3点がセットプレーからの失点となっており、ここを改善することが求められる。逆に清水としてはセットプレーを入念に準備しているものの、結果が出ていない。両者の現状を踏まえると、セットプレーはこの試合のカギになりそうだ。
なお、群馬の櫛引 政敏と川本 梨誉にとっては古巣対決になるが、川本は清水からの期限付き移籍期間中で、契約上出場することができない。
[ 文:田中 芳樹 ]

